† 誠実な出品者には密かな形で †

ときどきヤフオクで 服などを調達している私は、 ときどき 心苦しい時がある。

この日、届いた品物のバッグは、金具のいたるところで錆びていた。 出品の説明には無かった要素だ。

h.naotoは、金具の錆びさえ味わいになるって一面も 時にあるんだけど、それは別に置いておくとして。

ヤフオクで高く売りたいという気持ちはわかる。 けども、やっぱり 正直であって欲しい。

同じ品物、同じ状態、同じ落札価格になるとしても、 それをこっちが折り込んで落札したかどうか、ってのは、気持ち的に大きい差がある。

でも、評価として 厳しいものを付けにくい ってのが、ヤフオク（というかネットオークション全体）の仕様。 表面上は「大変良い」をつけるしかない。

こういうとき、本当に良い出品者に申し訳ない気持ちになる。 ときどき、本当に誠実で、梱包も丁寧で、しかもお礼状まで付けてくれる方もいる。

そういう本当に大変良い出品者と、 今回のように状態を隠してくる出品者とに、 差別が付けられない 自分の弱さとヤフオクのシステム に 苛立ちを覚えるときもある。

だけど ちょっとだけ、ささやかな復讐をする。 評価の文章に密かに差を付けてみたりする。 本当に良い人には 評価の文章を丁寧に書いてみる。 その分、それなりの人には それなりの表現で書いてみる。

良い出品者に対しては、そういう形で何とか 感謝の意を表す事にしている。

† コンビニバイト、アンタ・バカでしょ？！ †

コンビニは、毎日のように通っているのだけど、 そこでは 度々 オツムを疑う店員バイトに出くわす。

冷たいものと 温かいものを買うと、たいがいは 「温かいものは別にしますか？」と尋ねられるよね。 …この、寒い季節に良く聞かれるこのセリフは、マニュアルですけど。

で、この２択問題。「別にするか」「一緒にするか」
これにはトンでもない罠が待ち構えているのだ！

普通に「別にして下さい」というと、『あんまん』一つ、『ぽかぽか ゆずれもん』一本だけでも、 わざわざ袋に入れてくれる。そうすると、「私は 地球に優しくないことしている 環境破壊先進国市民」という 罪悪感に襲われてしまうのだ。

ほっと ゆずれもん（ダイドー）

今、私のお気に入りジュース ベスト３の一品です。 （クリックすると、楽天市場のwebshopで買い物できます）

ではエコの心で「一緒でいいです。」と応えると、どうなるか？

温かい『ぽかぽか ほっとれもん』と、冷たい『ゼリー』と 密着 一緒くたに入れやがるのである！ ゼリーのゼラチンは 体温でも溶けるんだよ！ ケーキなんか クリームは溶けるわ 腐りやすくなるわ！

つまりは、「地球の危機に立ち向かおうとすると、このバカ店員が悪の手先として立ちはだかり、ナマモノが危機に晒される」のだ！

何がおかしいのか、一見 よく判らないとは思うかもしれないけど、「袋が一緒」と「密着させて入れる」は別なんだよ。

たとえば、雑誌とか一緒に買ってたら その表裏で 温かいもの 冷たいものを 分けて入れる・・という工夫が当然 あるはず。 スナック菓子とか一緒だったら、それを壁にして 分けて入れることが出来る。

私がコンビニ店員していたときは、それは当然のこととして　やっていた。 それは 常識的に頭を使う人間なら、常識的に生活していれば、出てくる発想なんだよ。

「一緒でいいです」と応えると、「冷たいオレンジジュース」と「ホットコーヒー」を密着させて入れるバイト。
オマエ、本気で バカだろ！

今度、レジ前で 袋の入れ方とか コンコンと教育してやろうか・・・と思う キレ気味の私なのであった。

† 一期一会～ゴスロリvsファッション †

これは好奇心で着てしまった時の姿
（番組とは無関係デス）

先日、NHKの一期一会っていう番組を見た。 テーマは忘れたけど、「流行のファッション」の人と「ゴスロリ」の人の対決・対談。

見所の構図としては、こんな感じだった。
「いち早く社会人として活躍している 流行重視側の女の子」が、
「自分の世界（ゴスロリ）を貫く 個性絶対側の女の子」に対して、「過ちを改めよう」と言う雰囲気で色々と説得をしていたのが印象的だった。

これをね、「どっちが正しい」とか「支持する」とかよりも、 私は、二人の心理的本質に興味を抱いて見てたんだ。

† 冬の星たちとの再会 †

ガマンしてきて師走に入り、一段と寒さが厳しくなってきた。 堪え切れずに、重い腰を上げて、コタツを引っ張り出してみた。
そうしたら、身体のあちこちに隠れていた疲れがどっと出てきたのか、 ウトウトと眠りこけてしまった。

目が覚めると、深夜。
お腹がペコペコ、夜ご飯の調達するために、コンビニに出向くことにした。

冬の寒空、深夜午前３時。
ピンッと空気が張り詰めたような街。
街灯と信号にひっそりと照らし出される 幻想的な非日常に、
ふと空を見上げた。

そこには、幾つもの星たちが 煌いて(きらめいて)いた。 オリオン座が 仄か(ほのか)な光で 夜空に跨って(またがって)いた。
思いがけない風景だった。 星が あちこちに 姿を見せている眺めは、いつ以来のことだろうか。

大人になって、この街は人が増えた。
夜でも 人工の光が 途絶えることなく 、空の縁取りを照らし出し続けてる。
そうして何か かけがえの無いものを失っていたような気がする。
毎日の日常に追われて、この世界のごくごく狭い道を 行き交うだけの繰り返しだった。

小さい頃から 宇宙が好きで、その想像を絶するほどの宇宙空間の雄大さを物語る 系外銀河 が好きだった私は、 仕事から帰る夜の道に、かろうじて星を見つけては、微かな安堵と喜びを覚えていた。
月や金星や木星や火星。 太陽系の仲間たちだけが 手に届かない 私の大好きな宇宙の生き残りだった。

そんな寂しさを覚えていた私が、この冬の夜、久しぶりに星空と出会えた。
都市開発が進んだこの街と、近眼も進んでしまった今の私には、
その濃紺の空に １等星 せいぜい２等星の青白い星しか見えない 空だったけれども、 その星たちは とても懐かしく、 何かを私に思い出させた。

† 通勤コーデで考えること †

毎日、通勤の風景を見ていて、背広スーツとか 制服などでは、さほどコーデに苦労しないんだろうな・・・と思う。 基本は毎日 同じでも充分イケるからね。

それに比較すると、通勤通学にゴスとかパンクのコーデは、ちょっと難易度が高いんだなと感じる。

基本的にパンク・ゴスって、 服それ自身のキャラが強くて、もともと注目を浴びて 印象に残りやすいモノ。 同じものをアイデア無しに着まわすと、使いまわし感が強く映ってしまうことが恐い。

それとキャラの強い服で全体のバランスを取ろうとすると、ゴテゴテの騒がしいコーデになってしまうんだよね。 通学通勤という日中日常においては、パーフェクトなコーデは 周囲に限度以上の嫌悪感を抱かれる危険があるんじゃないかな。

だから通勤のコーデでは、ゴス・パンクの度合いを、バランスに気をつけて薄めることを大事に考えてる。

まず、カジュアルを混ぜ込むことで、パンクなパーツを減らして薄める。

これ、簡単に聞こえるけど 意外と難しい。 例えば、アウターがパンクで、ボトムがカジュアルとかしてみても、 上下がアンバランスになっちゃったりする。 ただパーツを置き換えれば 済むような簡単さじゃないんだよね。

重ね着とかインナーに使ったりして、 パンクのキャラを抑え込んだり、クセを部分的に隠してみることで、 カジュアルの服と馴染みやすくなる手も使う。

逆にパンク成分とかが足りないときは、アームウォーマーとかソックスとか、チョーカー、リストバンドなど、個性的なアイテムを使うだけで グッと変わってくる。

また通勤通学となると、毎日 同じ人と乗り合わせることになるので、 その着回しやローテーションを或る程度 作っておくことの必要性を感じる。

服やコーデのアイデアを毎日 産み出すのは、基本的に無理。 そこで、基本形を作っておいて、あとは色々小細工で替えてみる。 冬の時期なら、限られているアウターを中心に考えていく。 そこから インナーやボトムの着回しを考えていく。

一般的な通勤だと、週５日あるから、基本的に３～５通りは欲しいね。 あと、雨の日のコーデも一つ。濡れても良いヤツとかで。

着る服って すぐにアイデアが出てこないので、 毎日、お風呂に入っているときとか、寝る前とか、どういうコーデにするか考るのが、半ば習慣のようになっているんだ。 でも、実際 朝起きてみたりして、急にボツになったりして、あわてたりして、メチャクチャなことになったりもするけどね～。

私が思うのは、 「個性的なファッションをしたいなら、人格をどうこう言われても それに立ち向かえる根性が無ければ パンクやゴスなんて出来ない！」っていう覚悟が必要な部分もあると思うし、
また逆に、周囲の感覚をいたずらに刺激しない感覚も、併せて必要だとも思う。（親や周囲から反対されて 好きな服が着れない・・という子は、もうちょっと妥協と工夫してみると良いと思う）
ま、こんな感じに通勤通学コーデには、ちょっと工夫している。