† ショッピングモール は 苦手 †

自宅と職場の往復だけの毎日という出不精を 少しでも解消しようと、仕事帰りに無理矢理 ららぽーと に行ってみました。

まず、週末の割りに 思ったより人が少なくて、暇そうにしている店もあちこち見られました。セールをやってたりするけど、人が少ない。この晩にオリンピック開幕があったことも関係していたのかな。

某有名服飾チェーン店も撤退してました。っていうか、今 特徴も無く 値段の高い服なんか そうそう買う人いないだろうに。横浜の青葉区金持ち住民をアテにしてたのかもしれないけど。

なんていうか意気地無しの私は、お店に入りにくい。 個々の店に 距離感が有るというか、敷居が高いなぁ。 特に決めた買うものも無く フラリと立ち寄れる感じがしない。

ぐるぐると 歩き巡ったけど、どうしようもなく、何も買わずに帰りました。

当たり前なんですけど、これといった決まった買うモノやショップが無い限り、どうしようもない感じ。ららぽーと に限らず、先日のランドマークとか、とかくショッピングモールってのは　総じて何を買いに行くか決めておかないと、なかなか難しいね。

（Aug.10）

インターネットで通販する方が 気楽だし、情報量も違うし、私は 絶対にこっちの方がいいかな。書店や電器量販店などは ぶらり立ち寄って、知らない書籍やモノと巡り逢うことはあるけど、服飾関係は個々が独立しているせいか なかなかねぇ・・・。まぁ、私の服の好みも普通じゃないから、アレなんですけどね。

だからインターネットで一押しの商品紹介とか充実すれば まだ最低限の買い物の目的が発生するのだけどね。 だいたい、ショッピングモール関係は インターネットの対応を怠っているね。 ららぽーと は まだ充実しているほうで、他のモールのサイトなんか、ファッション関係に有りがちな カッコつけた意味不明の短文の紹介で終わらせてたり、まったく様子が判らないのとかある。そういうネット対応を個々の店に任せきりじゃダメだと思うんだけどな。

私がモールの責任者なら、絶対 こんな怠慢はしない。ネットで惹きつけて 来訪する目的を作り、その上で買い物の相乗効果を狙うのだけど。とくに購買層がバラバラで数多く並ぶモールは、事前の広報がしっかりしておかないとダメ。

狭くて古臭い そういうダメっぽさのあるビブレが、微妙に買い物しやすいってのは、どういうものを売っているか知っている店か または雑誌で有名な知名度のある店が並ぶから。ショップのカラーが判り易く、統一感もあるから。そして、狭い距離感も 売りにくそうで 商品を間近にすることで立ち寄りやすさを醸し出している。これが狙って良いとまでは言えないけど、モールとして結果的に良い効果も もたらしていると思う。

ショッピングモール（最近の流行のアウトレットモールを含め）という形態は ただ店を誘致するというだけではダメだと思う。そういうのは昭和高度成長期では良かったかもしれないが、いまやそれでは意識が古い。

それは なんとなくオープンの話題性だけで あとは惰性で続くかどうかという運任せのようなもの。新たなアトラクションのアイデアのない遊園地のようなもの。それでは 新鮮で話題の後続のものにアッサリと屈服するのも当然のこと。自分のモールで店の生存競争をさせて置くだけというのは、自分の庭で闘犬を楽しむような無責任さに近いものがある。いまや大規模モールの競争時代であって（とくに横浜はそう）、共同戦線を張って ショッピングモール自体の生存競争を勝たなくてはいけないという意識が希薄なように思える。

私が思うのは、ショッピングモールの総責任者は、知名度を上げることだけでなく、動機を作ることに力を注ぎ、購買者の心理分析などをキッチリ勉強し、自らの職場を冷静に分析し改革を続ける意識がないとダメ。だということ。