† すぐ近くに迫り来ていた小さな侵略者 †

水曜日の仕事で腰を傷めて、静養のために せっかくもらった金曜日の休み。

ちょっと部屋を整理しようと、積み上げていた雑誌に着手したところ、なにやら土の匂いがする異様な気配が漂ってきた。

「何事？」
・・・雑誌の置いてある場所を徹底的に暴きだした。

暗がりの中から、悪夢のような惨状が 姿を現してきた。

（↓繊細な方は続きは読まない方がいいかも）

小さく気持ち悪い虫が、ウヨウヨと数匹居た！

そこでは置いてあった雑誌を通り抜けるように 侵略者が道を作っていた！雑誌には穴が穿たれていた。

もう泣きそうな気持ちで 必死で殺虫剤を噴射！
・・・そうすると退散をしたようで、姿を見せなくなった。

調べてみると、そこは巣ではなくて、通り道になっていたみたい。夏場で網戸にしていることが多かったせいか、網戸を出入り口にして どこかの巣までの道になっていた様子。

虫が造りあげた通り道なんか、もう触るのも嫌で嫌でで仕方ない。 それでも 見逃すわけにはいかない！

腹を括って、片付けをすることに決めた。 さて、積み上げた雑誌を どうするか。 虫の通り道になっていたところに、もう雑誌を置くわけにはいかない。 再び 同じ惨劇が起きかねないから。

しかし、部屋の広さに限りがあり、そこの雑誌類を移すスペースも無い。これは 部屋の中の物を思い切って 処分するしかない。

虫に冒された雑誌は廃棄は勿論のこと、 他の雑誌も選別して 捨てることにした。 関係ないけど、他の書籍も思い切って 処分 することにした。 部屋の中のモノを 減らすことをしなくちゃいけない。

重い雑誌の束を選別する。 壊滅的になったものはゴミ袋に入れて 殺虫剤を噴射したり、 そうでないものも 捨てるものを選り分ける。

ゴミでもない物を整理整頓して 捨てるという作業は、意外と大変な作業である。頭も時間も体力も使う。重い雑誌や部屋のモノをあちこちに動かす反復作業が続く。

腰を傷めて 休んだはずのお休みに、さらに腰に負担かけることをやらされている。これは なんていう皮肉な状況か。腰の違和感は 快方どころか悪化しそうだ。
ふえええん (ToT)