† ボイドに気付かず 失せモノ探し †

今回は、ただ単に、お調子者の私が ボイド時間帯で 探し物を占ってしまったときの話。

日中、スケジュール帳が見つからないので、さっそく星図作成。 家の中にあることは確信しているけども、どこかに行ってしまった様子。

２H支配星が水星で、これが「手帳」の表示として普通に使えそう。

水星は ７Hにあって、４H支配星と合。 判りきっていたことだけど、家の中にある表示。

手帳の象徴星の配列から、北西にある。 ただ、家の中の場合、方角の基準点が 家の中心からなのか、それとも質問提起の場所からなのか、勉強不足でハッキリ言い切れないけども。

この星図は、家の西側で発起され作成した。そこから北西となると、 目の前の机か あるいは 隣のトイレ・バスルームか？

蠍座は 下水や排水関係 また 霊的秘術的な関連だ。 確かに北西には トイレなどがある。 しかし、そこにあるようには考えにくい。 他には 別に仏壇とか神棚があるわけでもない。 合となっている太陽に相当するものが見当たらず、噛み合わない。

ホロスコープを頭にイメージしながら、部屋を見渡すけども、何かピンと来ない。 惑星配列の 山羊座・天秤座などと 家の状態を重ね合わせても、閃かない。 ６H支配星の金星から　ペット関連も考えたけども、雄ネコにしては男性表示が薄い。

いったん、蠍座は保留として、太陽の合と Combust を検討する。 象徴星は Combustに遭っているから、何かに隠されていることは すぐに推測できる。

４H獅子座は、そのCombustの背景だ。 そして太陽・水星などとアスペクトを作る火星があり、厚遇している。 ここから これは「東を見よ」という表示と直感した。

すかさず、星図作成の机の場所から 真東を見る。 すぐ目の前に コタツがある。その上に、占星術の本が数冊と英和辞典が積まれている。

台の上に 火星に相当するようなものは無い。 強いて言うなら 赤い表紙の雑誌、ピンクのファイル、オレンジ色の占星術書。 とりたてて火星の表示というものはない。

とにかく東だということで、目の前の占星術の本の山をよく見てみる。 Combustだから 表面には見えていない。本の間を探してみる。 本と本の間に スケジュール帳が挟まっていたのを とうとう見つけた！

星図作成から ここまで 意外なスピード決着。 ・・・でも、推測が当たったとはあまり言えない 行き当たりバッタリ結果オーライかな。

ミスだらけ失敗だらけ

見つかった場所は、家の中心からだと （わずかに南寄りの）西に相当し、質問発起 星図作成の場所からは （わずかに南寄りの）東に位置していた。

火星や獅子座が何を表示してるのか、このときは判らなかったが 気付いてみれば 答えは簡単なものだった。 本を載せていた台 すなわち 「電気炬燵（コタツ）」である。 日頃 ちゃぶ台代わりで 電気を付けていないので、火のサインというイメージが思い付かなかった。

蠍座が 未だによく判らないが、強いて言うなら 伝統的占星術の書物に挟まっていたことだろう。 （アドバイザー・占い師としての占星術なら 水星となるし、新時代的な占星術の学問研究なら 天王星。 怪しい商売としてなら海王星であろう。） 今回は 古来よりの占星術を伝える意味で著された書籍や 古典のトレミーの占星術知識をまとめた本などであり、これはオカルトに分類される。 よって、冥王星と蠍座。17世紀の占星術の復興という意味でも、冥王星らしい。 ただ、蠍座だけから オカルトの本に挟まっているとまで読み取るのは経験が要るなぁ。

蠍座・冥王星が イマイチ うまく理解できていない私。

水星のディスポジターの金星が、蠍座である点も、誤ってみていた。 それもこれも そもそも 月がまだ獅子座に入宮せずに VoidOfCourseになっていることさえ 見失っていた。 大馬鹿だ、私は。 この大きなうっかりミスは ヴォイドのせいとも言えるけども、単に射手座の私のネイタルな気質によるものだろう。

本当に、月がヴォイドのときは、変に性急して ミスをするものだね。 ゆっくり堅実着実に作業を消化すれば、解決するのにね。というか、ヴォイドで慌てて 空回りしただけ。