† 『謎の休業は なぜ？』 †

『芸人コンビの相方 S氏の休業の理由は 何か？』について、ホラリーを診てみた。

平時の芸能人の運勢だとか相性だとかを占ったり、それを披露する行為には、私は疑問もあるし 興味も湧かない。

でも、今回の休業は異常な感じなので、（占い初級者の）私なりに 勝手な推測してみたよ。（6日21時半 内容表現の一部修正, 7日 17時 一部削除加筆）

（お断り）これは、あくまでも アマチュアの素人占いだから、 当たっていない可能性は 充分にあります。 それと、ここはネット辺境の地のアクセス皆無のブログなので、 今更 占いが当たっても 何か変わるわけでも 反響があるわけでも 利益になるわけでもないです。

≪星図鑑定≫

星図は質問者任意によるもの。 時間支配星は月。 ASCは射手座、ASC支配星は木星、属性支配星は木星。

ASCでの有効性は認められないが、 MC近くの１０H土星と１２H支配星 冥王星のスクエアが 状況と合致するものとして、 星図の有効性を認めることにした。（ま、いつもの通り、大抵は「薬効ありぃー！」の私です）

≪社会との断絶を示した 土星と冥王星≫

MCにある土星が この星図の質問（S氏休業）の象徴となってる。 これが１２H支配星の冥王星とスクエアである。これが「徹底した休業 隠遁」となっている。 セパレートだが パーチルなので、過去形ではなく現在完了形である。

土星は２H支配星、冥王星は２H内で土星の援護を受けている。 ２Hなので経済的問題ともとれる。

だけど、これは まだ安易に決め付けられない。 １２H，２Hの冥王星（JOY説もあり），土星，８Hの対称補完も起こりうる２H・・・という並びは、 他の状況によっては 別の深刻な表示の恐れもあるからだ。

≪S氏管轄の１H≫

対象者のS氏は １Hが管轄する。

ASCには Rastaban がある。 この「竜の眼」は、損失や事故や犯罪など 何らかの凶意を表示する。

支配星 木星は、３H内の魚座にあり、古典ドミサイルであるが、私は （今回は）実質 無効と見ている。 また、木星はVoidOfCourseにもなっていて、アスペクトを作るまでには 星のサイン切り替えが必要となっている。

「きちんとした理由も期限も無い 隠遁」という感じがしないでもない。 木星はベネフィックなので、近々に重大なアクシデントがあったわけでは無さそうだけど、 援助も交流も得ていない木星の状況は、そのまま本人の孤立無援の状況を具象しているように見える。

VOCであること、魚座でPeregrineともとれるノーアスペクトの状況は「生きがいの喪失」「アテ無き流浪」とも取れる。

木星は、DenebAdige にある。 この「白鳥の尾」について 明るい星でありながら、Robsonは当てにならない 粗末な説明しか してない。 そこで別の資料に依ると「ロマンス、欲情」と「衝動的行動による 損失や事故」とある。（こっちは DenebAlgedi との誤りかも）

また、木星のところには Fomalhaut もある。 この「南洋魚の口」については、様々な説があり、私もよく判らない。 基本的に吉意のようで、Robsonあたりに依れば「同情」「秘密の会合」「航海（旅行）」「発表・発見・著述などでの成功」などなど。 いけだ女史によると、「オカルト」「（遺伝的 オカルト的）因縁」「腐れ縁」などと述べられてますね。

≪月は何を映しているか≫

月が実質的に12Hにあり、蠍座にあってFallである。ViaCombustaでもある。 落胆と憤懣、何か本人が執着するものを尊重し 社会と関係を絶ったという感じ。

火星とスクエアを作ったあとである。９H，５H、獅子座・・・・。 先の木星とデネブとフォーマルハウトのことを踏まえると、（恋愛・妊娠を管轄する）５H支配星の火星は 愛人か 何かの表示だろうか。なんか「駆け落ち」のような 恋愛絡みの問題って感じもするけどねぇ・・・。

火星は Peregrineで逆行。火星は 月を歓迎しているが、月は 心地良くない。 何かイザコザがあった様子。関係を迫るとか、何かを要求されるなど。

土星と冥王星の関係が原因なら 金銭絡みもあるんでしょうけど。

≪追記≫（7日17時）

１２Hの月は、愛人の５H支配星 逆行する火星から 攻撃されていた。 過去に交わしていた女性から、復縁や代償を求められているのかも。

火星は ASC支配星と１０Hを意識している位置にあり、 彼女は S氏本人と認知を求めている。

月と火星は、調和的に品位を提供しあっており、 好意的な感情が 通っていた意味だと思うが、 月は居心地が悪く、もはや一方的な好意の状況かもしれない。 火星は月と分離しており、情が残りつつも愛人から離れる意思だろう。

ASC支配星は ４Hの魚座にある。本拠である以上、今の家庭を大切にしたいと思っている。

月を ９Hから損なっていて、 女性としては 場合によっては 司法やマスコミという手段も考えている。

９Hの火星に傷められた月に加え、９H支配星は キャデントの水瓶座で損傷しており、６H支配星と合。 もし裁判になれば、不利な状況かもしれない。

火星は８H支配星の月に繋がっている。 金銭面での解決策も可能性あるのかも。

１２Hの月が弱体化しているのは、本人が萎縮・逃避している表示かな。 蠍座と火星のキャラだから 単なる萎縮ではないか。 復讐と雪辱の機会を窺いながらの蟄居、転進という意思だろう。

１２Hのディスポジターとなっている冥王星は、 休養・隠遁をズバリと物語る MC部の土星とのスクエアを構成している。

ここで、チャートのストーリーが収斂する。

過去の女性からの要求を恐れて 家庭と職場に影響が及ぶことを危惧し、 社会的な地位を投げても 出口の見えない期限無き休養 という形を取った。

本格的な争いになれば 苦しい状況なので、受けて立つわけにもいかず 困り果てている。

しかし、、この星読みが もしも現実と合っているとして、 単なる不倫で ここまで本人を追い詰めるものなのだろうか？という疑問が無いわけでもない。 芸能界は道徳規範がとても緩い空気なわけで、浮気している芸人など 大多数だろうし、 今回の場合は 何がそこまでさせているのだろうか？

それを強いて推測するのならば、愛人側の希望を意味する ３Hから見ていく。

傷だらけの太陽と金星の合。愛人の２Hと５Hと７Hの関連星。 愛人は 暖かい生活と愛情の溢れる家庭を欲しがっている。 （愛人側 ５H支配星 太陽が 希望の室で 金星と合となっていることは 明言は避けるが 注意したい箇所）

そのためには 希望支配星の天王星が４Hにあることや １０H土星の破壊的表示のように、 破壊的な強行手段も厭わない(いとわない)覚悟なんだろう。 海王星や魚座も見えているので、理屈や常識ではない 感情と情念の問題となっている。 S氏は この危うい状態の彼女を恐れているのかもしれない。

解決するには、おそらく 水星や その関連だろう。 たぶん、多額の金銭面の手当てと、公な場所で誠意を持って謝罪会見を行い とことん恥を請け負う事。 そして彼女の幸せを願うこと。

そうでしか彼女には救いがないのではないか。 ここまで一見、愛人側が悪いように見えるが、やはり精神的に追い込まれたのは 男性側だけでなく、女性側も大きな傷を負ったのだと思う。

プロの占い師の現場では、恋愛の拗れ(こじれ)や 不倫の相談が多いようだが、 不倫の代償は 物心ともに なかなか大変なものでしょうね。

検証・追記（Apr.04）

所属事務所が発表した 病気休養は、その後の情報や 本人の言動などからして、やはり 虚偽だった様子である。 ただ、これを書いている現在も 本人・事務所側からの情報は出されていない状況ではある。

週刊誌などによれば、ほぼ 読み通り、愛人問題だったらしい。

太陽と愛人 5H支配星 金星の合は、記事更新時は明言しなかったけども、 これは妊娠の表示だと見ている。ただ、実際に妊娠があったかどうか、まだよく判らない。 なぜ明言しなかったのかというと、太陽が水瓶座で損傷しており、失墜してる月とスクエア。 これは 堕胎 もしくは 流産 の危険を含む表示だと思ったからです。 このことを 万が一 これを愛人本人が 妊娠中に見ている場合の影響が怖かったからです。

愛人側の破壊的強硬手段については まだよく判らない。 ただ、一部では 愛人側がメールで恐喝された と主張しているとの情報もあり、 これを意味してるのかも。

愛人 希望の火星が３Hで逆行。本人にとっては 正義の怒りを 異常な形で燃え上がらせている。 S氏の家庭崩壊（離婚など）に至るまで、この怒りは なかなか収まらないかもしれない。

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付記（2011/1/15）

2011年1月に、彼は芸能界の仕事に復帰しました。 月と１０H支配星 水星とのアプリケーションにより、10ヵ月後の復帰が表示されています。

ただ、月の状態が悪く（失墜位置で損害が重なっている）、華々しい復帰にならず、地味な復帰になりました。