† 「今後の鳩山政権」 †

今回、あくまでホラリーからの考察なので、社会占星学（マンデン）の会合チャートのようなハウス管轄とは区別しなくてはいけないことを意識しつつ。

今、沖縄基地問題や郵政規制緩和、政治資金不正問題などで迷走している この鳩山政権、今後どうなるんだろう？と思って 参議院選挙も視野に入れたところで、ご宣託を伺ってみた。

占星学の練習生みたいなものなので、お遊びの おみくじ 程度で見て欲しいです。 私ごときのものは、占星術が当たる当たらない以前のレベルなので。

ASCに月が僅差で乗っている。ラディカリティは有ると見て良い。 １２H支配星 月があって、古典的ヴォイドのペリグリンにあって、海王星との接近相。

政権のテーマや目標が設定できず、周辺は まとまらないまま グダグダ状態。 足の引っ張り合いになってしまって、政権の支持基盤が脆弱化している・・・という現在の状況を表示している様子。

海王星は ８Ｈ支配星。 ん～と、政権にとっての８Ｈとは何だろうか？ 国家チャートなら 債権とか 外国の経済の管轄だけど、 ホラリーの場合は政権にとって、８Ｈは何を意味するのだろう？ トランスサタニアンだから、あまり神経を尖らせる必要も無いかもしれないけど。

それよりも、まずは ７Hが認定しておかないと。 まず政権与党に対してなら 野党、日本国に対してなら 外交相手国、 被選挙権者としてなら 選挙民（国民有権者）となるよね。 今回は　それら全てを指す可能性があると思う。

政権の重要表示星 月が、混乱して 支持を失って 液状化を起こしている。 政権の迷走は 今後も続き、外交相手国の信頼を失う。 支持率はこれ以上の下落は無さそうだが、低迷状態が続く。

太陽が８Ｈにあるが、アスペクトを作れそうな星は 皆 サインを逃避してしまうし、追いかけても来ない。 まるで 裸の王様 である。太陽の権力はあるが、成果が出ない。

９Ｈカスプ（審判）に、太陽が接近している。 太陽は火星とミューチュアルレセプションで分離のトライン。 これは 今年の参議院選挙を表していると思われる。 ９Ｈが選挙というのはオカシイという見方も起きるかもしれないが、 火星は 政権の基盤 すなわち ４Ｈ国民有権者 の支配星でもあり、 本来 戦いの星である。 私は、この場合の火星は 選挙の表示だと思う。

太陽は 議会・与党の 11H支配星に向かっているが、水星は逃避による解除を起こす。 支持低迷の鳩山首相とは係わり合いにはなりたくない。 ただ、水星は太陽を強く意識していて、海王星との仲介を果たそうとしている（だが海王星は太陽を拒絶している）。 民主党の議員達は、なんとか政権の失態を取り繕ったり、理解を得ようと説明をする。 しかし、それはなかなか理解を得られない。国会対策も上手くいかず 議会運営もスムーズに行かないようだ。

しかし、太陽と火星の トラインの余韻が残る調和的なMRは、光っている。 太陽の８Hは 非常に悪い状況の位置だが、ASCからの火星の支援は強力。 これが与党の強さなのだろうか。

７Hの海王星。 国民は政党への信頼を失って 投票先に戸惑う。 野党の自民党や公明党も 混迷迷走を続けるからだ。

７H支配星 土星はディグニティは強いが、 太陽とのオポジションの影響が大きい。 土星は逆行のまま 何もせずに そのサインから逃避してしまう。 土星のディスポジターでもあり、支持基盤の支配星　金星は、 ディグニティが悪く さらにヴォイドになっている。 対抗相手の党は、選挙のテーマ 掲げる政策がまとまらず、まともに戦う体制に出来ない。 過去に囚われ、立ち向かえず、未来志向になれない。

鳩山政権は 結局 生き残り、選挙は与党有利 勝利になりそうだ。

追記修正（28日23時）

ヴォイドのときに占うってのは過ちが多くなるものです。 改めて星図を眺めて、思ったこと。

月がペリグリンのヴォイド、１２Hカスプ 火星と ８Hの太陽のMRは、 本当に 鳩山政権 の存続を意味するのか、疑問は残る。

星の勢力を見ると、政権を支える勢力は衰えを見せ、政権は政治の舞台から排出されるように見える。

でも、選挙では　与党の優勢になるという見方は変わりは無い。

私は 名誉有る（間での）撤退 すなわち 自ら総辞職でもやりそうな気がする。 （4/11追記説明･･･ 政権の支配星 太陽は８Hで孤立、その無力の王様を 加護している牡羊座サイン末端にいたり寿命を終えるのだけども、 それを火星が救出する。救出はするが、１２Hのカスプにある星であるので、権力を喪失し 隠居の状態になる。 例えるならば、 王政が崩壊するときに、王族が第三国に亡命するようなことを想像してもらえるといいかも。）

ASCは終末的度数、月から余命３～４ヶ月とも読める。 ASC支配星 ヴォイドの太陽が MR庇護下のサインの終端までが24週間 （8H支配星 海王星とのファイナルアスペクトとするなら、21週間） と読めるとすれば、４～５ヶ月。 すなわち 今年の７月～９月頃、内閣総辞職 もしくは 政権が刷新されるのかもしれない。

中間検証（１）（4/26）

鳩山政権は迷走を続けている。国会運営も停滞しており、重要法案の行方も危ぶまれている。高速道路料金の改定などは 大臣と幹事長が対立したまま進まず、 ５月までにまとめると宣言した普天間基地問題などは 迷走迷言の連続で ４月末になっても 見通しさえ立ってない。

アメリカも 鳩山政権に対して、怒りと幻滅の混じった感情を抱いているようで、 鳩山首相との会談も交渉も、事実上の拒否状態という異様な状況になっている。

一方、自民党側も 支持率が回復できないままで、 与謝野 元蔵相や舛添 元厚相などを筆頭に、有名議員の離党が続出した。 その動機のひとつに、新機軸を打ち出せない自民党執行部への失望がある。

これは 漠然とした一つの推論だけども、 チャートで 亡命状態を示しているＭＲは、総辞職ではないときは、実権無き「象徴首相」となる意味かもしれないな・・・とも思う。

中間検証（２）（5/29）

結局、普天間問題は 自民党政権時代と 殆ど変わらない場所になりそうだ。

鳩山政権は、 藪蛇(やぶへび)を突付いただけで、問題を拗らせた(こじらせた)だけであった。月と海王星のオポジションらしい、夢想と混乱と不透明ぶりである。

12H火星と 8H太陽の ミューチュアル・レセプションは、小沢＝鳩山の 小鳩体制 そのものの象徴といえるのかもしれない。ＭＲが象徴する「協力体制」

鳩山総理を表示する８Ｈ太陽は、他の星に逃げられて 何もアスペクトが作れず、行動の発揮できず、成果が出ない。そして 小沢のバックアップの牡羊座の中で 権威を保っている。火星は 12Hカスプにある、影の存在でもあり、1Hサインの政権そのもののサインにいる。

検証（３）

鳩山政権内閣総辞職は 予想できたものの、辞職する時期は 予想より ずっと早く ６月初旬となってしまい、時期は外れてしまった。

小沢幹事長を道連れに（逆か？）辞職となったあたり、ミューチュアルレセプションらしい 運命共同体ですね。