† 「メキシコ湾油田掘削流出事故」 †

GWで高速道渋滞やら、南の島で鳩ぽっぽ アホポッポに ジジババが罵声を浴びる光景やらを面白がって放送している、 そんな日本の裏側で、エライ事故が起きていたりする。

メキシコ湾で、深海の油田掘削中に 爆発事故が発生。 油田に突き刺さったパイプから 大量の原油が洩れ続け、 さらに それを早期に止める方法が見つからないという、 大変 不気味な事故となっている。

そのため、アメリカ史上最悪級の原油漏洩となる恐れがあることで、 それによる環境と経済の影響も 莫大なものになりそうな感じらしい。

・・・とまぁ、そんなところで、今後の影響と推移を占いたいと、 数日前にホラリーチャートを作成してみた・・・ものの・・・。

こういうのを習ったことも 研究したこともないので、読みきれないまま 数日が過ぎただけ・・・。ともかく練習生の私の出来る応用の範囲で書いてみます。

時間支配星は 太陽。時間支配星による有効性は無い。 ・・・ま、この辺りのストラテジーはともかくとして。

海王星が ASCに お出ましになりました！・・・８度差ですけども。 海王星＝石油・海洋ですから、 これは深海油田掘削事故の星図として 一定の関係を有していると思う。

ASCには Castra という恒星があって、これは凶星の性格を持っており「破壊」 という意味合いを持っている。 この星図がプラントの破壊の星図としての 有効性の補強をしている。

魚座の末端に ASC支配星（天王星）がある、これは深海の表示だろう。 そこで木星と天王星が、溢れ出て止まらない原油の状況を示している。

しかし、この星図では「爆発事故」という表示が強く出ていない。 火災事故の表示を強いて言うなら、ASCと火星とのオポジションがある。 これは 爆発事故 としてよりも 原油流出事故 としての重大性があるためであろうか。それなら それで納得できるのだが。

ASC支配星 逆行 土星とのオポジションでセパレート。 土星は 掘削施設の破壊沈没を表示か？

ASC支配星を 土星と 天王星の どちらを採用 重視するか、 吟味をしなくてはいけないのではあるが、 土星と月が ファーストコンタクト（アプライ）することに注意したい。

ホラリーが 人間と神の繋がる回廊とするならば、 ASCは常に 人間であり、それゆえに、ASCはプラントの表示ではない。 ６Hがプラントを表示し、４Hは掘削した深海の海底を管轄すると考える。

すると、月が 非常に重要な意味を持つことが判る。 これが事故を起こし（爆発沈没した）掘削施設の表示。

直近では 木星とセクスタイルをもっていたが、それは 拒絶して不調和なセクスタイルであった。楽観していた関係者を嘲笑うように その対処策は 失敗に終わったという表示。

この星図は、すぐに月と土星のトラインを作る。しかも、レセプションである。 これはおそらく計画されている 囲い込み作戦 の表示であり、セメント注入作戦の表示。 なぜなら １２H自体が 囲い込まれることを表示しており、土星は 固める・制限する・支配操作する関係を意味するからである。 それは 月がレシーヴされており コミットしている、 すなわち 囲い込み作戦が功を奏するということ。 ただし、土星は 逆行しており、月は１２Hであるし、月が損傷の座にあるため、 劇的な改善ではなく、漏出が漸減していく程度。月と土星の距離から期間を算出すると、おそらく１ヶ月後から そこそこ成功に向かうものの、２ヵ月半の歳月を要するであろう。

結果の室＆地下の室 支配星 水星がコンバストから逃げており、これも事態が終結に向かうと見たい。原油の流出は減っていく。 逆行なので、これも早急な解決とはいかず、紆余曲折を経ることになるが、とにかくコンバスト離脱は 良い表示である。 冥王星とのトラインからの離脱に関しては、うまく説明できない。

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事後検証 （その１）[ 5月16日 時点]

鑑定で「おそらく１ヶ月後から そこそこ成功に向かう」とした時期には まだ至っていないのですが、予想通り まだ 噴出を止めることができていません。

これまでに早速 「ドーム型の容器」を被せるという作戦を試みたのですが、これは失敗した様子。 メタンハイドレート（メタンガスと水の合成物）などが大量に発生して、 吸い上げで支障が出たとのことです。

事後検証（その２）

世界レベルで止まるかどうかさえ危惧されていた原油流出でしたが、 方法の予測は当たらなかったものの、止めるのに成功する時期は ほぼ的中しました。

占星術の予測どおり、一ヶ月後の６月から回収が開始され、７月半ばに ほぼ止めることに成功したようです。

気密性の高いふたで原油流出の封じ込めに成功か　英ＢＰ

2010.7.13 11:49

　米メディアによると、英石油大手ＢＰは１２日、メキシコ湾の原油流出事故の流出源に気密性の高いふたを設置する作業を完了した。作業が成功したかどうかを確認するには少なくとも４８時間かかるが、米政府による対策の指揮を執るアレン元沿岸警備隊司令官は作業終了後、「重要な進展があった」との声明を発表した。

　成功すれば流出している１日当たり約９５０万リットルの原油を全量回収できる可能性があるという。ＢＰは１３日から、ふたが機能しているかどうか調べる圧力検査を始める。

　ＢＰは６月、流出源となっている油井にふたをかぶせることに成功。管を通じて船で１日に約２４０万リットルの原油を回収していた。だが、多くの原油がすき間から漏れていたため、より気密性の高いふたを開発。１０日に設置作業を始めていた。（共同）

MSN産経ニュース「気密性の高いふたで原油流出の封じ込めに成功か　英ＢＰ」