† ガム地雷にハマる †

この日は祝日ということで、ちょっとばかし良い服を着て 仕事に向かった。 パターン叩きつけのパンッキッシュな白シャツに、黒のゴスパンnaoto anarchyのパンツ、 ちょっとゴス王子っぽい感じ。

バスの最後部の座席に座っていた私がバスを降りようとしたとき、 ちょっと違和感があった。なんとなくお尻が引っ張られたような・・・？

職場で気付いた。 パンツのお尻の部分に、ガムがベッタリと付いている！

ムッカー!

どこで付いたのか 定かでは無いけども、家から バスに乗って 降りただけの時間。 バス停のベンチと バスの座席、犯行場所としては これだけしかない。

仕事を終えてから、せっせとガムを落とそうとはみるけど、 ただ付いただけじゃなくて、刷り込んじゃったようなものだし、こうなるともう難しいね。 確か「ドライアイスで冷やして固めて 取る」なんて知恵袋を聞いた覚えはあるけど、 そんな手法で取れそうな感じじゃない。

ティッシュで 紙の繊維を刷り込むように 砂消しのような感じで ガムにくっつけさせて、まとめて取り除くという作業を、黙々とやってたらさ。 変態に精液を制服に付けられた女子高生の気持ちって、こんなんなんかなぁ・・とか思ってしまった。 何とも言えない もの悲しさ というか 陰鬱 というか、誰の体液か（ガムだって、誰かの口の中で唾液まみれにされたものだし･･･）判らん代物を直接相手にしなきゃいけない不幸感というか、 それとも 怒りというか・・・。そういうのは綯い交ぜになった気持ちだよ。

で、そんな中、私が心の中で叫んだこと。
こんなことしやがったヤツ、死ねぇぇぇ！！！！！