† 差別意識と戦う前線部隊～ゴスパンロリータ！ †

なんかさー、ヤフオクを見てて 思うんだけどさー。 「年齢的にもう着れないから・・・」って 見ると、ちょっと淋しいな。

好きなら着ればいいのに と私は思うんだけど。 フリフリロリータ ハデハデゴスパンク だって。

世間の多くの人が「みっともない」とか「変」とか「ダサい」とか軽蔑を浴びせる。 見た目の個人的反射的感情を人格評価に転換してしまうことを 普通で当然の風潮にしてしまうのは 世の中が窮屈にするから私は良くないと思う。

これは人間の器量度量 他者への許容性の社会適応性の問題だね。 この「ロリータ差別」とか ファッションだけでなく、全ての面において 自由が狭い 窮屈さになっているんだよね。 それが「年齢的に・・」と考えさせてしまう要因の一つに成っていると思うよ。

もっとさ、世の中が気持ちの良い自由であってほしいよね。 確かに 見苦しいロリータ嬢かもしれない、奇天烈なゴス嬢かもしれない。 でも 世の中の人に、色々な人や表現や存在を 受け入れられる器を持って欲しいと、私は思う。

ファッション差別は、 人種差別や障害者差別、美醜差別や身分差別などに至るまで、すべて 同じ心理動機だ。 「見た目が変」「異質分子」「歪んだ偏見」「嫉妬」とかいうもので、 「異常な潔癖症」「他者攻撃をする興奮快楽」「他者を罵倒をすることで自己の優位性を味わう欲望」という心理導線。

世間の軽蔑に晒されても、ゴス・ロリ・パンクを愛する人たちは、或る意味 差別の最前線に立たされているようなものだね。でも、ゴスパンロリが頑張れば、そのうち世間の人も慣れてきて 受け入れられていくんじゃないかな。

人間社会では、奇抜な存在をイジメて悦に入る人間は いつも存在するからね。逆に言えば、それは個性的になれない嫉妬，自分らしいことができない勇気の無い自分をごまかしている悲しさという部分もあるように見える。

ま～、難しい理屈に走ってしまったけど、 ピンクのフリフリワンピースを着ている お婆ちゃんやリーゼントに革ジャンで、ハーレーに跨るお爺ちゃんを 微笑ましく受け入れる社会があって良いと思うんだ。それぞれが自分の範囲で 好きに生きられるってのが、みんなの理想なんじゃないのかい？ってことさ。

年齢的に美醜的に苦しい 世間に見せるのは忍びない というのなら、 室内着でも良いんじゃないの。 ゴスが好きなら 一人のときにでも ゴス着てあげればいいじゃん？

私は、そう思うよ。 だから 私は、まだ頑張ってます（^^;）