† 【占星】エジプト騒乱 †

今、チュニジアの政変から北アフリカアラブ各国へ波及している中、 エジプトが騒乱状態になっているとのこと。これを書いている途中に、内閣総辞職というニュースも来た。

土曜日に 勢いで星図を立ち上げたのですが、 占星として 時機が収斂しきれていない時だったかもしれません。 率直に言って、星図がどこまで有効性をもっているか、疑心暗鬼です。

っていうか、星図を読み間違っているような気もする。 いまいちスッキリしてない。間違いを起こすのを怖がっていては勉強できないですよね。。だから「わたしは占星術勉強中の素人ですから・・・」と先に言い訳しておきますよん。

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金星の日の、太陽の時刻の星図。 ASC支配星と 時間支配星が同一なので、ラディカリティが基本的には有るということのようですが・・・。 ASC支配星がアングルで月とアプリケーションでもあり、DESに海王星も乗っている。

１Ｈがエジプト国家および政府、今回は反政府活動なので７Ｈも注視する。 その７Ｈに、国土国民の４Ｈ支配星 熱狂・放火・暴力の火星が入っている。

DESの海王星が 国内の不安定状態を象徴していて、 ムバラク大統領 ASC支配星が７H内にあって損害の位置で、火星と合。

民衆の暴力行動 火星はコンバストなので、本来は 政府側が強いはずなのだが、 太陽がデトリメントなので、軍や治安部隊が出たものの、微妙な力関係となっている。

７Ｈ側の主支配星 土星は 逆行で高揚。威勢が強く 騒乱状態。 だが、レトログレイド＆キャデントで、有効性が弱い。 土星は軍隊・治安部隊の６H支配星でもあり、情勢の行方を見守っている。 悪く言うと、治安部隊が高みの見物をしている。

主役であり 民衆の星である月が、木星から太陽に働きかけている。 ７＋２H 景気物価の問題と国の将来に夢を見ている。７＋１１Hは、法治国家らしい民主国家を望んでいる。 木星は宗教と哲学科学と自由思想の星。 イスラム教と民主制の融合した イスラム的精神共済の法治議会民主政治の要求の高まり。

６週間後（３月上旬）、月が木星にレセプション。このとき、国民側から勝利宣言が出される。

太陽は火星と合。火星は 海外 ９H支配星。しばらくして （おそらく１ヵ月半後の３月半ば）太陽と火星の立場が逆転する。 大統領は 1ヶ月半後に海外に逃亡するだろう。これは先ほどの６週間後と共鳴する。

８週間後（３月半ば）、１０H支配星 金星が ６Hサイン中の竜頭と接触。国民的英雄が現れ、 国家元首候補の立場になるかも。 金星がサインを変えて ７＋１２Hの山羊座に入って、７＋９H支配星でもあるので、海外活動（亡命？）していた人物とか。 ６HとMRとなるので、軍隊や大統領の側近と 取引や協調関係が作られる。

まとめると、３月になって、海外活動していた国民的人気のある人物が、 大統領側近や軍隊と協議して、平和的政権移行が決まる。 そして、大統領は海外亡命を迫られ、国民側から勝利宣言が出される。 ・・・という私の推測です。

ムバラク大統領 辞任

２週間後の ２月11日に、ムバラク大統領の辞任が、副大統領によって表明されました。これは、太陽と火星のコンジャンクションによって表示されているものです。（ケデントで アングルカスプサインの水瓶座１度４０分差、ディスポジターが オリエンタルで、ケデント ムーバブル）

・・・こんなのは 基本的な表示であり、これを見誤った見落としたのは、占星術を学んでいる私としては 実に恥ずかしいミスです。

火星は９Hルーラーであり、遠方への脱出の表示とも見てとれます。 また、９Hは法律を意味するので、憲法停止（既存の法体系への攻撃的支配）でもあります。

（2/20 記）