† 【占星】とある新人作家は一発屋か？ †

占星術ネタがこのごろ無かったので、お蔵入りしていたものを出してみる。 1月には書いていたのだけど、内容が踏み込みすぎかな？とも思って引っ込めているうちに、日にちが経ってしまったわ。 内容としても、或る意味、余計なお世話なんですけどねぇ･･･。

---

とある新人作家が受賞して、早々に めでたくデビューしました。

この賞レースの舞台裏を探っても仕方ないので、 要するに、実際 彼が小説家として 活躍する技量をもっているか、が肝心なことでしょう。

無事、プロデビューした以上、プロとして妥当な賞であったかどうか、 マグレとか話題だけではなく、プロとしての技量が試される２作目以降を見てみます。

上昇支配星が水星で、時間支配星が火星。 副支配星の月と併せ、三者のアプリケーションは薄い。 ASC支配星は逆行であり、ASCが幼稚な度数。 質問の自然状態が保障されていない。

しかし、ASC支配星 水星は 文筆の象徴星であるし、出版に関する射手座にある。 幼稚な度数は、受賞したばかりで デビュー前の小説家の萌芽の象徴とも読める。 水星も月もアングルにあり、アスペクトを持っている。

時間支配星は、出版の９Hカスプ近くにある。

よって、一定の質問妥当性を有していると思う。

今回の提起議題は「彼は今後（２作目以降） 売れる作家になるのか？」であるので、 ７Hは 売れる対象の一般読者となる可能性もあること、１０Hが評判を指し示すことは留意したい。

そして 出版社については ９Hとも言えるし、 立場の強弱関係からしたら １０Hも出版社になる可能性がある。 どちらも支配星が土星である。

作家本人の象徴星 水星が、月とのトライン。 ここまで本人の考えていたことが上手くいったとの思いを表示。 損害の座にあるので、誹謗中傷はあっただろう。

水星は、７H射手座で損害されながら逆行。 小説家文筆家としても 芸能人としても 、より幅広い活動をやっていきたいが、 そうそう思うように上手くはいかないかもしれない。

水星は Rasalhague という恒星と共にある。 これは堕落と諍いの星。

水星は、月や木星という 読者の星から離れて、土星に近づいていく。 土星は、出版社や名声の９・１０H支配星。これから出版社の編集員の助力を得てやっていこうという意思。

しかし、水星は土星の手前で順行に転じる。結局、出版社の編集との関係が失われるのかも。。

一方、月は、主惑星との結びつきを持てず、海王星とのオポジションで終わる。 実力無き 話題先行であるため、今の文筆家業の夢は、はかなく終わりかねない。

---

これからは勉強精進に努めることが大事ですね。 せっかく出版社の編集のバックアップがあるし、知識経験は 編集者の方が先輩。 そこを見誤り、自分を過信したり逃避したりすることで、文筆活動の道が狭まる恐れが見えています。 そうなれば、このデビューが一発屋となるかもしれません。