† 【占星】 東日本大震災：自分なりに検証メモ †

今日、４月３日は新月。 このポイントは重要で、そこにちょっと嫌な状況が出ていて、 それは やっぱり海外の占星術サイトでも 指摘が出ました。 もしかしたら西日本の方でも 何かあるのかもしれませんね。

さて 占星術レベルがヒヨッコの私であっても、 「東日本大震災の占星学上の予兆は何だったのか」、 それは学ぶべき課題です。

訪星珠先生によれば、

大きな地震は必ず"食"のあとに起こります。 食の影響は、単なる新月や満月と違い、２～３ヶ月にもおよび、 とくに皆既日食の影響に至っては、２年ほどにもなることがあります。 （訪星珠 『社会占星学』）

と書かれています。

・・・１年半前、日本列島近海の真上で、皆既日食が起きています。 2009年 7月 22日の正午近く、蟹座の29度、ＭＣから僅か3度差のところで、ドラゴンテイル上で日蝕が起きました。

社会占星学をちょっとでも齧っていれば、これは警戒度最高レベルに相当するものだとは察知はできます。

４Ｈサインには冥王星、１０Ｈ-４Ｈでの日蝕、１Ｈ支配星 金星と４Ｈ支配星 土星のスクエア。

ちなみに、この蟹座２９度というのは、大日本帝国憲法図（平たく言えば 近代日本の出生図）だと、 ＩＣの３度手前に相当します。

この日蝕星図については、訪星珠先生流的には ２年間の警戒期間ということは十分に理解できます。 しかし、２年ほどの警戒期間というのは、長いですよね。 これだけでは 論拠としては不十分です。

春分図、冬至図を見ましたが、私には よく判りませんでした。 強いて言えば、冬至図で ４Ｈ支配星の金星が蠍座14°にあって、損傷。 それがＩＣにオポジションです。訪星珠先生の日本警戒ポイントとも２度差に当たります。

さて、、、、ここまで、状況証拠は見つかってはいるけども、決定打に欠けています。 コジツケならいくらでも出来ますが、そんなことをしても あまり良い事にはならないでしょう。

そこで欧米のマンデンのテキストも読もうとしましたが、 ふと思ったのです。

とくに四季図や月相図のような世界的に普遍性のある星図においては、災害の地域差が説明できません。

地震の少ないイギリスのテキストと、世界屈指の地震国 日本では、 地震を起こす触発閾値が違うはずです。 いや、そうでなければ 地球上 どこも地震発生率に差異が出来ている現実に合いません。

出生占星術でも、同じプログレッションの表示でも 出生図の違いで その現れ方を考慮することは基本です。 同様に、四季図や月相図だけで、普遍的な地震の予兆をいうことは出来ないと思います。

そこで、英語の苦手な私は海外テキストは後回しにして、訪星珠先生の解説を主に参考することにしてみました。

訪星珠先生の関東大震災の解説において、8/26の満月図に言及しています。 ただ、私としては この満月図は どうもピンと来ませんでした。

私は 以前の経験上、満月図よりも新月図の方が 重い と思っています。 そこで早速 関東大震災の直前の新月図を作成してみたところ。

1923年8月12日に 訪星珠先生の言うポイント近く、獅子座18度で新月が起きています。 火星、海王星、木星が絡んでいます。海底地震（地盤沈降・隆起）、火炎旋風、被害の拡大という星が絡んで居ます。 説得力のある状況です。

関東大震災以来の国家的災害というのなら、東日本大震災でも同様のものが出るだろうと、 2011年3月11日の新月図を作成してみました。

アングルで新月。ただ、ASC間近ではありません。 しかし、気をつけてみると、新月がICを鋭いスクエア（１度差）で傷めつけています。 これは 確かに 問題を起こす触発性はあるでしょう。

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ここからはあくまで ど素人である私個人のメモですが。 あくまで ド素人の私のですよ。

私個人が地震警戒すべきと思っていた 4月3日の新月図。 これも、ICで新月を起こしています。はっきり言って、ちょっと怖いです。

ホラリーは個人に密接した占星法ですから、1月に発起された『大地震は起きるか』のホラリーチャートでは、直接的被害の無かった東日本大震災ではなくて、 直接的被害のありそうな関東東海地震の表示だった可能性も否定しきれません。

この4月3日以降の１ヶ月間に私の住んでいる場所で何か起きるのではないか？とちょっと怖い思いをしています。