† 通勤コーデで考えること †

毎日、通勤の風景を見ていて、背広スーツとか 制服などでは、さほどコーデに苦労しないんだろうな・・・と思う。 基本は毎日 同じでも充分イケるからね。

それに比較すると、通勤通学にゴスとかパンクのコーデは、ちょっと難易度が高いんだなと感じる。

基本的にパンク・ゴスって、 服それ自身のキャラが強くて、もともと注目を浴びて 印象に残りやすいモノ。 同じものをアイデア無しに着まわすと、使いまわし感が強く映ってしまうことが恐い。

それとキャラの強い服で全体のバランスを取ろうとすると、ゴテゴテの騒がしいコーデになってしまうんだよね。 通学通勤という日中日常においては、パーフェクトなコーデは 周囲に限度以上の嫌悪感を抱かれる危険があるんじゃないかな。

だから通勤のコーデでは、ゴス・パンクの度合いを、バランスに気をつけて薄めることを大事に考えてる。

まず、カジュアルを混ぜ込むことで、パンクなパーツを減らして薄める。

これ、簡単に聞こえるけど 意外と難しい。 例えば、アウターがパンクで、ボトムがカジュアルとかしてみても、 上下がアンバランスになっちゃったりする。 ただパーツを置き換えれば 済むような簡単さじゃないんだよね。

重ね着とかインナーに使ったりして、 パンクのキャラを抑え込んだり、クセを部分的に隠してみることで、 カジュアルの服と馴染みやすくなる手も使う。

逆にパンク成分とかが足りないときは、アームウォーマーとかソックスとか、チョーカー、リストバンドなど、個性的なアイテムを使うだけで グッと変わってくる。

また通勤通学となると、毎日 同じ人と乗り合わせることになるので、 その着回しやローテーションを或る程度 作っておくことの必要性を感じる。

服やコーデのアイデアを毎日 産み出すのは、基本的に無理。 そこで、基本形を作っておいて、あとは色々小細工で替えてみる。 冬の時期なら、限られているアウターを中心に考えていく。 そこから インナーやボトムの着回しを考えていく。

一般的な通勤だと、週５日あるから、基本的に３～５通りは欲しいね。 あと、雨の日のコーデも一つ。濡れても良いヤツとかで。

着る服って すぐにアイデアが出てこないので、 毎日、お風呂に入っているときとか、寝る前とか、どういうコーデにするか考るのが、半ば習慣のようになっているんだ。 でも、実際 朝起きてみたりして、急にボツになったりして、あわてたりして、メチャクチャなことになったりもするけどね～。

私が思うのは、 「個性的なファッションをしたいなら、人格をどうこう言われても それに立ち向かえる根性が無ければ パンクやゴスなんて出来ない！」っていう覚悟が必要な部分もあると思うし、
また逆に、周囲の感覚をいたずらに刺激しない感覚も、併せて必要だとも思う。（親や周囲から反対されて 好きな服が着れない・・という子は、もうちょっと妥協と工夫してみると良いと思う）
ま、こんな感じに通勤通学コーデには、ちょっと工夫している。