† ボクとシクスにスキマカゼ †

今回、ひとつの動画をきっかけに、しっくす と わたし に ヒビが入っております。 なんていうか、好き好き熱も 冷めて（褪めて）いるような。

浮気もしていないのに、結婚生活の長い夫婦に亀裂が生じるときってのは、 こういうものなのかなぁ・・・？

それは 今回の動画「化ちゃんねる」で起こってしまった。 ま、あくまで個人的感情のレベルなのだが。

デザイナー本人が「ベストのコーデを紹介する」として、出てきた お二人が、 どちらも『限定発売モノ』でバッチリ決めた 方々。

確かに カッコイイし、着ている本人たちは悪くない。 むしろ 同志 だ！

ただ、限定モノで覆われた熱烈ファンのコーデが ベストのコーデ と言い切ってしまわれると・・・。

そういうものがなかなか買いにいけない私たちは、アイテムの有無の時点から違っているわけになるのですね。

なんか レアなアイテムをもっていないと 強くなれないようにして、レアアイテムを必死に買わせようとする モバゲーの商売のようで、 これを「デザイナー」の立場の人にやられちゃったのは、ちょっとショックで。

結構、美術（館）好きの私からすると、美に関する姿勢ってのは ちょっとビンカンなところがある。 美術品の扱いに差別はあって然るべきだが、美的評価を 専門家が 金銭や個人的親密度で ゆがめるようなことには、怒りを覚えるのだ。

これとはちょっと話が違うわけだが、底流には 類似している部分があるのだ。

・・・今回は この私の逆鱗に触れたわけだね。

そうでなくとも最近の デザインでも、 ワタシが好きになっていたときのデザインと、ちょっとセンスの路線が違ってきていることもある。 鴉色から離れて、アナーキー路線に近くなっている。 これもスキマ風の原因にあると思う。

ここの服が良いと思ったら 今後も買う。 けど、でも ブランドへの親愛度は 率直に言って 今回をキッカケに 変わって来ると思う。