† 【占星】野田首相 民主党首選 †

星図を診るのは久しぶりなので、感覚が戻っていればいいのですが・・。 先日、得意の失せ物探しでも失敗しているくらいの劣化ぶりなので・・。

支持率は低迷しているが、党内に有力ライバルもいないという現在の民主党。 再選は確実のような情勢ですが、星図で見てみます。

ASCが野田党首。DESは対立候補（居ればの話ですが）。 ４Hが 党内基盤となる民主党議員、もしくは党首選結果。 １０Hが 民主党の党首選挙情勢、もしくは党首の座。 １１Hが野田党首を押す派閥議員。６Hが野田派の所属議員や秘書。 このチャートの場合は、国民に相当するものが不在ですが、 敢えて言うなら 月 （と ４H と １０H） がそれに相当します。

野田勢、合戦の前から勝敗は決している

ASCに木星と金星という吉星。 しかし、木星はデトリメントで、なおかつ７H主星。 木星は月と繋がる前に太陽や水星に引っ掛かってしまう。

これ・・・、もしかして無投票再選じゃないでしょうか。

ライバルは ASC（野田）の手の内にあり、対立候補は 思うような支持を得られず、 国民の支持よりも 党内情勢を優先（党内融和・挙党体制）させるのでしょう。

もし、立候補したとしても ヤラセの出来レースです。 国民の人気は対立候補がありますが（ドラゴンヘッドもある）、既に雌雄は決しています。 ASCにある金星は、12H主星であり、６H主星です。裏取引しています。 木星は８H主星でもあり、対立グループにも資金をばら撒いています。

野田党首の水星は ４Hでコンバスト（カジミに近い）。 太陽はドミサイルであり、党内の情勢は 野田党首しかない情勢。 ただ、野田党首も 支持を受けているというよりかは 党内に媚びている情勢（コンバスト）なので、 積極的支持というものでは無く、野田党首以外に選択肢が無いというもの。

では、野田党首が継投することで、落ち着くのかというと・・・・？

野田の子分が党首になる？

ただ、ASC主星が１０Hと繋がる部分が見えてこない。

むしろ、野田の子飼い議員が１０Hとの関係が強い。 １０H主星が６Hにあって高揚、６H主星の金星のレセプション。

水星が逆行して コンバストでカジミに向かっているのは４H。 月が太陽から 水星へ、そこから木星へ トランスレーション。

野田が勝つのに、野田じゃない・・・ とはどういうことだろうか。

水星は土星を気にしながら 嫌がっている。 続投する気が萎えているのかもしれない。

もしかすると、野田党首は 消費税税率改訂問題などで 内閣総辞職して、 （院政のような陰の首相となり）、子飼い議員が 党首の座に納まる･･･ということか。

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追記検証：野田首相が消費税増税+不信任否決の引き換えに 「近いうちに解散」を確約（8月9日）

上の「野田勢が勝つが、野田自身の続投は無い」という占断を出したあと、 政治情勢が動きを見せ、野田党首の続投の気配は ほぼ潰えたようである。。

＜消費増税＞１０日成立、３党首合意　秋解散の見方強まる

毎日新聞 8月9日(木)2時31分配信

野田佳彦首相は８日夜、自民党の谷垣禎一総裁と国会内で４０分間会談し、消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案について「（民主、自民、公明の）３党合意を踏まえて早期に成立を期す。成立した暁には近いうちに国民に信を問う」ことで合意した。自民党は法案成立の条件として衆院解散・総選挙の確約を求めていたが、谷垣氏は早期解散の確約と解釈して受け入れた。首相が政治生命を懸ける消費増税法案は１０日に参院で可決、成立する見通しとなった。

３党首の合意を受け、自民党は内閣不信任決議案と首相問責決議案の提出方針を撤回した。野党６党の出した不信任案が９日の衆院本会議で採決されるが、自民党は欠席する方針。山口氏も「否決の姿勢で臨みたい」と語った。自公両党が賛成しないことにより、不信任案は否決される見込み。消費増税法案など一体改革関連法案については、１０日に参院特別委員会と参院本会議で可決、成立させる日程で調整する。

　ただ、参院の野党７会派が提出した首相問責決議案は採決されず、棚上げ状態で残される。９月８日の会期末を前に解散時期をめぐる対立が再燃する可能性もあり、谷垣氏は「いろいろあり得るかもしれない」と首相問責の可決に含みを残した。【松尾良】

３党以外の野党の内閣不信任案の提出によって、 自公民３党合意と内閣不信任案に挟まれた自民党が、変な色気を出して ３党合意を守るんだか守らないんだか 見苦しい姿勢を見せ、右往左往しだした。

これには自民党の重鎮や財界関係から 苦言が相次ぎ、 さすがに公明党からも 窘め(たしなめ)られたようである。

結果、「近いうちに解散」という約束を取り付け、内閣不信任案を自公が欠席するということで、 自民党党首の谷垣総裁は矛を収めた･･･というわけだ。

さて、この「いつだか判らないが、近いうち解散」という 状況は、実際 どうなるのだろうか。 党首のまま 解散しても、選挙大惨敗の結果を負わされるだろうし、 解散が無ければ、それこそ政治が大混乱し、次の国会会期での問責決議案は必至の情勢となる。 秋の民主党の党首選での 続投の目は、実質的に 消え去ったかもしれませんね。