† ときには哲学っぽい星占いの考えなどでも･･･ †

500番目のキリ番ということで、 何か カッコイイことでも書こうと思ったけど、 あまり無いですね。

まぁ、このごろ書いてない星占いのことでも。

私は、一般に認知度が殆ど無い マニアックな占星術 をやっておきながら、意外なことを書きますと・・・

星占いが、当たるものなのかどうか、正直 疑心暗鬼 半信半疑 なんですよね。

いや、半信半疑だからこそ、当たっているかどうか曖昧でゴマカシが横行しているネイタルではなくて 、 具体的 短期的に 結果が判明するホラリーをやっているとも言えます。

だって、未来が予測できる技術なんて、本当にあったらスゴイじゃないですか！

だから占星術は、それは宝探しのように楽しんでいます。 古典の占星術の 本物の先生たちが遺していった教科書を読んだりしています。

もちろん、未来を知ったからといって、幸せになるわけじゃないんです。 知ることと、幸せは違うものですから。技術は人を安楽に導くけど、幸福には導かないんですよね。 ・・・おおっと、哲学してるぅ！

医学が発達して、それが幸福に貢献するかどうかは、さらに一層の智恵が必要なわけで。

でも、医術がヘッタクソなヤブ医者が「医療が発達しても 人を幸せにできるわけじゃない」といったら、 ふざけんな バカ野郎！ってなもんですが、占いの世界では そういうことを平然と言えちゃうところが トンデモ世界ですね。

ブラックジャックは 超一流の外科技術があって、だからこそ 医療の限界に説得力があったり、 恩師の「人の生き死にをどうにかしようなんて、おこがましいとは思わんのかね」という名セリフが残るわけで。

そういえば、これって、占いで言うなら、「人の幸不幸をどうにかしようなんて、おこがましいとは思わんのかね」ともいう事なのかなぁ。 ・・・よくわかんないね。

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ホラリーは万能のようでいて、実は「神様の意思」っていうようなものがあるんですよね。

ま、私は無神論者なので 言い換えるなら 「天体との共鳴状態を得た状態で 質問をしないと、星は応答しない」というか、 そもそも「共鳴していない状態で、明確な質問は提起されない」ということもあるわけです。

この辺は、ほんと 難しい哲学論というか、占星術の量子物理論のような難しい世界で、これ以上は述べませんけれども。 要するに、「質問の内容は問わないが、質問の心理状態（天体宇宙との共鳴状態）は問う」という条件の下に、 星図に答えが現れるんですね。

「安易な質問はダメ」「二度三度という質問はダメ」というのは、この辺りとも関連していることです。 これは原則論なので、場合によっては ２度目３度目の方が 正当な質問として成立することもあるのですが。 要は 天と共鳴した状態が必要条件になるわけです。

こういう難しい話を いきなり理解させるのは 難しいので、 「星の女神様のご意思」という形で私は表現しています。

真剣な質問、それこそ神様に問うようなことが相応しい 時機と 心理状態と 質問内容のとき、 星図は応答するようなのです。

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こういうホラリーのチャートの成立条件論の経験を経ると、 ネイタルやマンデンで陥りがちな トランシットへの過信が誤りなのが 理解できます。

金星が良好だからといって、みんなが恋愛するわけじゃないし、 水星が逆行だからといって、みんなが書類を書き間違えるわけじゃない。 月がヴォイドだからといって何でもかんでも失敗するわけでもない。

土星が悪いからといって、すぐ地震が起きるわけじゃないし、 火星や冥王星が悪いからといって、戦争が起きるわけでもない。

それこそ星の女神様の 「これからメッセージを 伝えますよ」という時機、「ここでメッセージを伝えますよ」という場所があって、 「これは貴方に伝えますよ」という指名、そういうところでのメッセージが重要なわけです。 他に人に向かって伝えているメッセージを耳そば立てて 自分へのメッセージとしても無意味です。 他人に癌告知をしているお医者さんを 盗聴しておいて、私は癌だー！と憂いているようなもんです。

これを具体的にいうと、予知に相応しい星図を用いないと 意味が無いということです。

そこを誤ると、「地震が起きるぞぉ！」「戦争が起きるぞぉ！」としょっちゅう叫ぶ狼少年に成りかねないわけです。

「数打ちゃ当たる」的に言うだけ言っといて、偶然 どれかが当たると、 「私は 9.11テロを預言した」「私は 東日本大震災を予知していた」と まぐれ当たりの無能者が後から出てきて、 マスコミとかが持て囃したりしますけどね。

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・・・とまぁ、ちょっと難しい勝手な星占い観を書いてみました。