† 【占星】コミッショナーは真実を語っているか？ †

金曜日にテレビを見ていたら、日本プロ野球の統一球の素材変更隠蔽問題で、 コミッショナーは 「全く知らなかった。知っていたら公表すべきもので、（もし知っていれば）公表していただろう。（公表していないのだから、私は知らなかったということだ）」との強弁でした。 全ては事務方がやっていて、報告は無かったとのこと。

真偽はどうあれ、「知らなかった」で逃げられる問題とは思えないのだけどね。

この会見のコミッショナーらの主張に、私は「ホントかよ？」と疑念を持ったので、 ちょっと星図を開いてみました。

ASCは水瓶座。時間支配星は水星で、ASCのトリプリシティの支配星でもあります。 一応、古典的なラディカリティはありますね。

ASC主星は ９室でエグサルテーション。ディスポジターは ４室 火星でペリグリン。 法的に悪いことはしていない、何が悪い。ここで弱みを見せるわけにはいかない！・・・という覚悟をもって、身の潔白を語っているようです。

しかし、ASC主星は 制限抑圧の凶星 土星の逆行。 これは、 質の悪い真実を隠蔽している、少なくとも 真実の一部を隠し、真実から乖離した表現に変えている・・・のだと思う。

月のラストセパレーションは デトリメントの１１室主星 木星とのセクスタイル。 今回の件、全く知らなかったということはないだろう。このまま曖昧にぼやかして、隠し通せば・・・との期待を持っていた。

月は木星とのセパレーション、そこからヴォイドへ。 木星は社会的評価や世間の１０室の保護で、そこのセパレーションっていうのは、 世間から あまり信用されていない、この会見で評価を落とすことになる。

また、本人は辞職を否定していましたけど、 損傷している木星とのセパレーションは辞職の表示かもしれませんね。

月はペリグリンで、ヴォイド。７室サインから 抜け出そうとしている。 とにかく この場を遣り過ごしてしまおう・・という気持ち。

月は 強く支えられているので（ディスポジターの太陽が木星と合、月が太陽にリセプション）、 有力者の後ろ盾が強い。太陽の象徴のごとく、この人をコミッショナーに引っ張ってきた 巨人の某有力者でしょうなぁ。 この強気のすっとぼけの裏には、この自信があるのだろう。

ただ、月は その獅子座を抜けてしまう。８室サインの乙女座に入る。その水星は ６室。 そこまでは、不動宮で２度。オキシデンタルで動きが早い。 早ければ ２日後だろうけど、２週間後までにコミッショナーの座から離される気がする。 権力者に見放されるのか、本人が窮地から逃亡するのか。おそらく 批判に耐えられないと 本人が嫌気を差すのだと想像する。

ただ、事務方とは 今後も相互に庇い合うんでしょうね。乙女座と双子座ですもんね。

ま、星図を診るまでも無く、管理能力も責任感も使命感も、何も無いのでしょう。 所詮、公務員の天下り状態、巨人の操り人形か。

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このようなニュース報道も・・・。

加藤コミッショナー　退任へ　臨時オーナー会議で責任追及必至

スポニチ Sponichi Annex

プロ野球の統一球を飛びやすく変更しながら公表しなかった問題で、加藤良三コミッショナー（７１）が問題の責任を取って退任する可能性が浮上した。１３日、一部の球団幹部が明らかにした。事実を隠蔽（いんぺい）する意図はなかったなどと主張した１２日の同コミッショナーの会見に、１２球団の関係者からは不満の声が噴出。臨時オーナー会議を招集して責任問題を追及する方向で、退任を求める動きが強まるのは必至の情勢となった。また、ＮＰＢの下田邦夫事務局長（５９）が辞任する可能性が高まった。

（中略）

　「コミッショナーの言動が１２球団の総意と認識されるのは困る。昨夜（１２日）の会見での対応は目に余るし、オーナー会議で責任問題に発展するのではないか」。会見で同コミッショナーは、統一球の変更を知らされていなかったとし、公表しなかったことには「批判には値するが、隠蔽ではない」と言い切った。この主張に球界の最高責任者としてあまりに無責任と指摘する声が相次いだ。知らなかったのが事実なら日本野球機構（ＮＰＢ）が統括機関として機能していないことになり、その責任も問われる。別の球団幹部は「７月の前に臨時オーナー会議を開くことになるのでは」とした。

（後略）

ただ、実際には 責任追及など出来なかった。そりゃそうだ、何せ 背後には権力者が居るんだもん。 本人が辞めるっつうまで、無理だよね。星図発起の２週間後、すなわち６月末～７月初めあたりの動きに注目だね。・・・どうせ、今回の件は何ら恥じるところはないが、世間をお騒がせしたことと、部下である事務の責任をとぷとして負う（＝実質的な責任押し付け）・･とか何とかで、辞任逃亡かもしれないね。

第三者調査機関なんて、使い物にならないでしょうよ。９室ディスポジターの火星が結果 ４室でペリグリン。 ４室・８室主星 水星のアンティッションにリセプション。何にも出来ないし、真偽追求なんて調査する気も公表する気も無いだろうよ。

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追記（7/5）・・・辞任は無かったが、次期も閉ざされた。

7月初め、このような記事が出ました。

巨人・渡辺会長　王氏を次期コミッショナーに“指名”

デイリースポーツオンライン（2013年7月1日）

　巨人・渡辺恒雄球団会長が１日、都内ホテルで報道陣の取材に応じ、日本野球機構（ＮＰＢ）の次期コミッショナーにソフトバンク・王貞治球団会長の就任を熱望した。次期コミッショナーの話題に「人格、識見、人柄、これ以上の人はいないという人がいるじゃないか」とし、報道陣から王会長の名前を挙げられると「おれはそう思っているが、ご本人がなかなかね」と話した。統一球問題で、進退問題が浮上している加藤コミッショナーについては「コミッショナーを辞めさせるのは失礼だ。こっちが頼んだんだから」と述べた。

辞任という予想とは外れた。ただ、ここで次期再選の道も閉ざされた。 お互いの面子のため、コトを荒立たせずに、終わらせるということなんでしょう。

そっか、これこそヴォイドらしいな･･と思った。 辞任や解任ではなく、期限が来たら 延長せずに 終了。 何も起こさずに そのまま結実の無い終結だものね。

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加藤コミッショナーが辞任表明　統一球問題引責で

2013.9.19 19:54

日本野球機構（ＮＰＢ）の加藤良三コミッショナー（７２）は１９日、東京都内で行われたオーナー会議で、プロ野球で使用する統一球が飛びやすく仕様変更されていた問題の責任を取り、今季のレギュラーシーズン終了後に辞任する意向を明らかにした。

　オーナー会議終了後に行われた記者会見で、加藤コミッショナーは「統一球問題でお騒がせし、迷惑を掛けたことが（辞任の）最大の要因」とした上で、「なるべく早くフレッシュなスタートを切った方がいいと思った」と任期途中での辞任理由を説明した。

　加藤コミッショナーは平成２０年７月、第１２代プロ野球コミッショナーに就任。２３年からの統一球導入では加藤コミッショナーが主導的な役割を果たしていた。

ｍｓｎ 産経ニュース

なぜか騒動も収まって しばらく経ってから、いきなりの辞任表明。

なお、この辞任の裏としては、「統一球問題の第３者委員会の報告間近」ということや、「（飛びやすい球にしてしまったせいで）王貞治の年間ホームラン記録が、あっさりと更新されてしまった（優勝争いも終わっていないので、記録阻止の四球攻めも難しい） その責任。」などの背景があるとも言われているが、今のところ真相は不明。

結果として 辞任はするわけだが、辞任表明がこの時期になったのは、10室主星 木星のコンバストの由来であろうか…？（これだと４カ月後あたり　になる）