† 誠実な出品者には密かな形で †

ときどきヤフオクで 服などを調達している私は、 ときどき 心苦しい時がある。

この日、届いた品物のバッグは、金具のいたるところで錆びていた。 出品の説明には無かった要素だ。

h.naotoは、金具の錆びさえ味わいになるって一面も 時にあるんだけど、それは別に置いておくとして。

ヤフオクで高く売りたいという気持ちはわかる。 けども、やっぱり 正直であって欲しい。

同じ品物、同じ状態、同じ落札価格になるとしても、 それをこっちが折り込んで落札したかどうか、ってのは、気持ち的に大きい差がある。

でも、評価として 厳しいものを付けにくい ってのが、ヤフオク（というかネットオークション全体）の仕様。 表面上は「大変良い」をつけるしかない。

こういうとき、本当に良い出品者に申し訳ない気持ちになる。 ときどき、本当に誠実で、梱包も丁寧で、しかもお礼状まで付けてくれる方もいる。

そういう本当に大変良い出品者と、 今回のように状態を隠してくる出品者とに、 差別が付けられない 自分の弱さとヤフオクのシステム に 苛立ちを覚えるときもある。

だけど ちょっとだけ、ささやかな復讐をする。 評価の文章に密かに差を付けてみたりする。 本当に良い人には 評価の文章を丁寧に書いてみる。 その分、それなりの人には それなりの表現で書いてみる。

良い出品者に対しては、そういう形で何とか 感謝の意を表す事にしている。