† 「みなとみらい」という語感にゾクゾク †

美術館に向かう途中でのこと。

バスに乗っている途中、変な男が隣に乗ってきて、キモ悪かった。 スーツ姿で 見た目は ３０代前後の男なんだけど、なんかさ 独り言を言うんだよ。 「ババァ、うるせんだょ」とか小声で言ってんの。

確かに おばあさん二人組が 車内でお喋りはしているんだけど、そんなウルサイって言うほどじゃないんだよね。 なのにさ、このオッサンが隣でボソッ ボソッ と「うるせぇ、ババァ」を繰り返したり、携帯を弄ったり(いじったり)の繰り返し。 ほんと、こういう人、キモ悪くて、隣に居た私は その時間がとても苦痛だった。 うるせぇのは オマエの方だっつうの。

あ、そうそう。初めて「みなとみらい線」に乗りました！ この「みなとみらい線」っていうのは、おおかた東京・川崎方面から来る人の為の路線のようなものじゃないかな。 私は この桜木町界隈は バス（一日乗車券）と歩きで事足りてしまうので、使う必要が無かったんだよね。

初めてのみなとみらい線に乗ったとき、或ることに感動しちゃった

車内で流れた「次はぁ～、、みなとみらい・・・みなとみらい 」というアナウンス。 これを聞いたとき、ゾクゾクッって震えが来たよ。

「みなとみらい」という響きが、未来を舞台にしたアニメの世界に来たような錯覚を起こさせるんだ。 。

暗闇の中で蛍光灯の光が矢のように窓を流れていく その地下鉄に乗って、 「みなとみらい」という名の駅に向かう自分が、とても空想世界に来たかのよう。 なんか銀河鉄道999でも乗ったような、地球 メトロポリタン駅に向かっているような 妙な感覚。

あぁ、こんな 子供の頃にワクワクした未来が 現実にやってこようとしている時代。そこで生きていく 私より下の世代が、とっても羨ましいなぁ・・と思ったよ。