† 日本郵船博物館 にぶらり †

連休だったので、久しぶりに 地元 横浜へお出かけ。 ここ最近は、東京都内に行くことが増えた一方で、横浜は出かけてなかったから。

今回は、日本郵船博物館にいってきたよん。 その名の通り、名門の海運業の歴史が学べるララベル。

場所は、 桜木町駅からランドマークの海側に出まして右側へ、弁天橋（辯天橋）で大岡川を渡り、 第一銀行横浜支店の歴史的建造物を通り過ぎたところで、本町５丁目の信号（みなとみらい線 馬車道駅 付近）。 神奈川県庁～中華街へ続く大通りから離れ、海側に進むと、大桟橋～山下公園へ続く 海岸通りが現れます。 昔からドラマやCMでも使われる界隈ですね。

ええと、入場料は大人400円でした。ドリンク（トークン）付き。 一階フロアだけの展示場で、そんなに大きくはない。

私が入ったのは午後４時前で、閉館時間が５時だから、 「１時間で何とか周れそうな大きさだな。」と思ったのですが・・・。

レトロ好きの私が、そう簡単に終わるわけも無かった。 日本郵船設立の歴史から戦前の時代だけで、既に半分 過ぎてしまった・・・。 太平洋戦争も始まらぬうちに 閉館３０分前のアナウンスになってしまいました。

私の一番のワクワクしたところは、、、

日清戦争・日露戦争の海軍力が、実は 日本郵船の保有船に支えられていたということでした。 バリバリの軍艦ではなくて、軍艦（仮装巡洋艦）に改造した日本郵船の貨客船が、この近代日本の大転換点の要にいたとは驚きでした。 バルチック艦隊を破る起点となった信濃丸も、日本郵船の船だったのですね。

あと、明治維新からの列強の利権や支配を 払拭していく過程は、海運・航路の利権も同じで、、やはり戦前日本の歴史ですね。 強敵を破る過程は、サクセスストーリーです。

長い歴史を持つ商店・企業・建築物などは、歴史の舞台をいつもと異なる視点から見せてくれることが面白いです。

† ラフォーレミュージアム原宿「場と間／市場（Market）」 †

あまりに早い時間に着いてしまったため、時間潰しに困った私。

新宿・原宿・渋谷ってな界隈の 時間潰しに良い場所を知らないもんで。

ラフォーレの６階で、何やらアートっぽいことの匂いがあったので、 戸惑いつつ 入場してみた。

しかし、案内の表示板が、、、 RECEPTION に BUISINESS に PRESS に ADMISSION に・・。 受付の横文字だけの案内に、若干 目眩(めまい)を覚えた。

しかし、工業・商業のアートプロデューサーが、使用者・来訪者など人間への優しさに欠けた自慰行為では困るのだが。

とりあえず５００円を払って入ってみた。

† 国立科学博物館『元素のふしぎ展』に行ってきた †

これは行かなくちゃ～！と思っていた 「元素のふしぎ展」。 上野の国立科学博物館に行って参りました。

元素の単体状態のものとか、どういうものに応用されているのかとか、 鉱物もなかなか見れないレアな鉱石が色々あって、色々展示がありました。

ぶっちゃけ感想はね～。。。

展示は頑張ってて悪くないんだろうけど、 人が多すぎるし、閉館時間が早すぎるわ！ もともに見れなかった。

そもそも閉館時間17時って、まず時代錯誤の意識！ 混雑していて まともに見切れない人が多い中に、閉館のアナウンスだもん。 連休中なのだから もうちょっと何とかしろと。 （金曜日は20時までらしいが・・・・）

あと、来訪者のマナーがなっとらんわ。 これは世代関係なく、ジコチュウが多い。

カップルで来ているのはいいが、モタモタと障害物状態。

展示物の真ん前に割り込んできて、写真を撮ったかと思えば、 そのまま 展示物に張り付いて じっくり読みふけってしまうオッサン。 （他のヤツが見ているっちゅうのに、自分さえ良ければいいのか・・・。みんなの視線遮って写真撮ったんだから、さっさと どけって）

出入り口で立ち止まるオバサン。人が流れているだから 止まったら危ないし、ほんと邪魔だっちゅうの。

年寄り連中の「近頃の若者は。。。」という常套句が、いかに的外れか よく判った。 世代関係なく、なっとらんやつは なっとらん！

・・・正直、まぁ、わざわざ見に行くほどのものじゃなかったかなぁ・・・。 よほどの科学ッ子か、休日の行楽としてならってとこかな。 だって、まともに見られなかったし。 上野まで頑張って行って、1300円も払って、あれだけしか楽しめないんじゃぁ、 消化不良だよ。

『Newton』の2011年1月号 「元素の誕生物語」と 同誌同年 3月号「レアメタル レアアース」が面白かったので、 こっちをじっくり読むって手もあるなぁって思った。。

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さて、先日 第113番元素の合成の再現実験に日本チームが成功したとのことで、 仮称 ウンウントリウム（'Uut'）の名称が気になりますな。

かつて幻に消えた「ニッポニウム」が ここで名付けられるかもしれないね。 ただ、元素記号に使えるのが限られているからね。'Np' は ネプツニウム に使われちゃってる。 'Nn'は 同じアルファベットの2文字パターンは これまで前例が無い（仮称のウンウン系は別にして）。 繰り返し2文字は 多分 避けるような気がする。

すると、'Jp'で「ジャポニウム」となるような気がするなぁ。でも、'J'って、元素記号で使われた前例が無いんですね。

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そんで、浅草で むぎとろ を喰って、帰りましたとさ。

† 横浜美術館～金氏徹平・展 †

みなとみらい駅（美術館方面出口）を出ると、すぐに 横浜美術館が現れる。
出口から美術館まで、誰も通らない 真っ直ぐな道、
その両側には、何にも建っていない 土草(つちくさ)の野原。
ランドマークなどの中で、そこは ぽっかりと開いた空虚感の静けさが漂っていた。

美術館では、『金氏徹平展』 っていうものが催されていたんだけど、 何処の誰だか知らないし、だから正直 興味は無かった。 でも 受付の人に自然に促されたのに 無目的の私は ついつい流されて、入場券を買っちゃった。 特別展示（金氏徹平展）＋通常展示（横浜美術館所蔵物） ともに観覧できるチケット。1,000円也。

結構、面白かったよ。良かった。

作品の傾向としては、 日常品や玩具（洗濯バサミとか 工業生産物とか ガチャガチャのフィギュアとか）を組み合わせた 造形物。 写真や印刷物に、切り貼り 上描き(コラージュ)した絵画。 日常に有るものの形や行動を 再構築して、その新たな表情と元々の日常のギャップに面白さを生み出すという作風だね。

だから、今日の私のコーデで、 「ガーゼ叩きつけ」「ペイント」「切り継ぎ」などの加工の PUNK風味を残したコーデにして 結果的に正解だった。 そこらへんが、ここのコラージュの作風と（結果的に）合ってたよ(^^)。 展示の作風と合わせたコーデっていうのは、意気ですなぁ。

現代的アートなので、人によっては 「訳が判んない」という人もいるかもしれない。 でも、シンボル的な抽象絵画ではないので、大丈夫。 日常品のコラージュなので、何も考えずに見ていても面白いと思えるかもしれないよ。

私のオススメが、一つだけあるビデオ作品だね。 判りづらい場所にあるんだけど、ビデオが上映されている部屋があってさ。そこで、変なビルが 息付いている 変なビデオが流れてるんだ。 これ、面白かったです。時間が有れば、１時間でも見ていたかったかも。（作品は 30分ループ）

ちょっとだけネタバレ？しちゃうと、このビルは 人間の社会生産活動が 玩具的 遊戯的 記号的に詰め込まれています。 変な煙を吐いたり、変なニュルニュルが出たり入ったり、手が出てきたり、物が行き交います。どこかで聞いたことがあるような 色々な物音が次々と飛び出してきます。

これが みょ～ちくりん で、面白かった！ これは子供にもウケる（子供の方が面白がる）気がしました。 もう一回、これだけの為でも見に行きたいわ。

帰りは、クイーンズビルのタリーズコーヒーで一休み。 場所が判りづらいとこなので、結構　探しちゃったけど、久しぶりに 本物のコーヒーを ノンビリと 頂きました。