† 【占星】日本シリーズ第7戦-楽天×巨人（後講釈） †

間もなく試合開始となるところで、いきなり星図が出来ましたので、挙げておきます。

時間があまりにも無いので、まだきちんと精査していません。 後日、後検証でもしようかなと。

さて、この星図、どっちが勝つと読めますか？

私は 好きじゃないチームが勝つように見てます。

追記…この星図の解読（後講釈）（11/09）

さて、スポーツの勝敗というものを占星術で占うというのは　あまりやってこなかったので、 正直に言うと 読み方がよく判りません。・・・ま、だからこそ、こういうのも良い機会ですけどもね。

こういうスポーツの試合では、 「イベントチャート（試合開始時間などの星図）で扱うべきだ」という人がいるかもしれないし、 「単発的な個人的興味のホラリーチャートでは、勝敗結果は占えない」という人もいるかもしれません。

ただ、私は 実際に確かめてみたいし、もっと言うなら ホラリーでも占える可能性があるのではないか・・と思っております。

占星術の教科書や師匠・先生の言うことは 真摯に受け止めるべきだし、それを信じることも良いのですが、 教科書を鵜呑みにしてしまう人や、師匠を盲信しているような人の場合、一流の占星学者には成れないと思います。

閑話休題、さて 私が挑む スポーツ勝敗ですが・・・。

• ASCが幼稚な度数。ラディカリティにちょっと心配がありますね。
• 時間支配星は木星。ASCのトリプリシティ（補助）ルーラー。ただ、キャデントにあって、有効なアスペクトが見当たりません。
• 月がASC主星と合。ただ、コンバストで、 バイアコンバスタですね。
• ASC主星もコンバスト。

ま、総じて 語るなら、この星図は使いにくいでしょう。鑑定の場においては、これで占うのは危うさを感じます。

このまま終わらせても 勉強になりませんので、この星図でも何か読めるかどうか、それが結果と符合するか、 検討ぐらいはしてみます。

楽天イーグルスを象徴するASC主星は ６室で コンバスト。基本的に これは悪い表示です。 逆行しながら コンバストがら離脱しようとして、その先がヴォイドです。

水星のラストアスペクトが月です。月は太陽にトランスレーション。 コンバストでバイアコンバスタの月に トランスレーションの能力があるかどうかの課題はあるでしょうが、 月はディグニティで支持を受けていますので、能力はあると私は思います。

私が事前に読みを誤ったのは、火星と水星のミューチュアルリセプションと、Return of Virtue を見落としたことです。

また、状況的に弱い水星ですが、火星のリセプション（セパレーションですが、モエティにある）で、 その火星が 4室主星 太陽に繋がります。

これは Return of Virtue という現象に相当します。例えるなら、傷めつけられているシグニフィケイターがディスポジターに助けを求め、 ディスポジターは権威を行使し介入して、状況を改善させます。

これで、一見 弱体化しているASC主星が、実は 多大な援護を受けていることが判ります。

一方、巨人の主星 木星は、蟹座にありディグニティは良好。 ただ、3室キャデントにあります（巨人からすれば 9室ではあるのだけど）。

さらに言うと、木星には 繋がる星がありません。 単体では強いのに、他の星の助けが無いのです。

強いていうなら、ディスポジターであり、直近のアプリケーションとなる月ですが、 これが バイアコンバスタの コンバストとなっています。

まとめると、こういう感じです。

巨人は楽天よりもチーム力に優るが、試合の流れは 結果的に楽天に向かう。

・・・ま、後講釈なので、何とでも言えるんですけどね～。

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再追記

リターンヴァーチャーが効果を発揮するには、火星が弱いかもしれません。 サクシデントとキャデントですし、エレメンタルディグニティも強いわけではありません。 厳密には、外惑星が虐げられている状況が成立条件となるようです。

ですから、『感謝祭に行けるか？』の例とは異なり、リターンは成立していないのかもしれません。

今回は、単純にM.R.の効果かもしれませんね。