† デジカメ売り場に行く…フラッシュ禁止と持ちやすさと †

この日、いつも持ち歩いているカメラを、家に置き忘れたこと気付いた。

眼医者が午前中のみの営業だったため、出遅れ癖の私は とても慌ててたんだ。

今いる眼医者の場所は 家から近くではないし、ここから、さぁ →横浜→原宿 と向かおうとしていたので、ここで家に戻るのも 大きいな時間のロス。

ここで私の 乱暴な考えが駆け巡った。

「カメラを忘れたなら、カメラを買えばいいじゃない！（マリーアントワネット風に）

家電量販店のカメラ売り場に行った。

---

カメラなんて 携帯・スマホに付いているじゃないかと考えている人は多いと思う。

でも私は、携帯・スマホのカメラは、あんまり信頼していないんだ。

まず、何でも出来る携帯・スマホに何でもやらせると、電池の消耗が激しくなるのが嫌だ。 あと、出し入れが多くなり、それだけ紛失する可能性も上がってくる。

だから、私は 音楽プレイヤー、携帯、コンデジ（デジカメ）と いちいち分けている。 デメリットは、荷物が多くなることだね。

あと、レンズの口径が違うから 集光力が違う。すると暗い場所や夜景の写真の出来が違ってくる。

今、コンデジ市場は、スマホなどに押されて 縮小傾向だという。 これからは 衰退していくかもしれない。

画質悪くて 保存性も低い プリクラが、一般的になっている人たちにとっては、 写真なんて スマホで充分なんだろうけど、私は それじゃ嫌だから。

---

デジカメに詳しくないので、本当に迷った。まず、何を写すという目的がぼやけているから、選抜基準が曖昧なまま。

画素数なのか？ CMOSセンサーの質なのか？ 光学望遠の倍率か？ レンズの焦点距離か？ ISOの限界か？ どういう写真を撮るかで、その優先順序が変わってくる。

本格的な写真の趣味じゃないので、高価格帯は要らない。

夜景も写したいし、望遠の倍率もそれなりに欲しい。

でも、家電製品 全般に言えることがある。これはカメラだけじゃなく、テレビや冷蔵庫なども…なんだけど。

家電製品では、操作性・操縦性というものが、意外と重要な判断基準なのだ！ これは素人には判りにくいだけに 売上に直結せず、メーカーから疎かにされやすい部分だ。

こればっかりは 性能表を見ても判らないし、実際に触ってみるしかない。 あとは、メーカーブランドの信頼性も判断の一要素になる。

カメラで言えば、例えば、持ちやすさ、機能操作のスマートさ…とか。

始めに買おうと決めたＦ社のカメラ。持ちやすいし、性能もそこそこ納得できるものだった。デザインもカワイイ！ これを買おうと、一見、文句無しだった。

だがしかし、そのカメラ、フラッシュの強制禁止に設定がしづらいことに気付いた。 しかも、売り場見本のカメラのボタン表示の文字は 擦れて見えにくくなっている。

カメラを使っていて、意外に多いのが、フラッシュ禁止だ。 これがスムーズに出来ないと、撮影するときに モタモタしてしまう。

結局、似た価格で似た機能のＮ社の方に決めた。Ｆ社も悪いわけじゃないんだけどね。 やっぱ、家電の操作性は 使うときの快適性に関わってくるからね。C社は、メーカーは信頼できるけど アイテムが少なかった、この縮小傾向の手軽な価格帯から 手を引いているのかもしれない。

Ｓ社なんて、もうハナから除外。ここは もう安かろう、悪かろうだったり、 機能を詰め込み過ぎて、却って 操作が煩雑にだったり、これまで幾度も裏切られたからね。 かつて華やかな人気メーカーであったとはいえ、こういうことをしているメーカーが没落の道を進むのは、理解できることではあるね。

---

「カメラを忘れたなら、カメラを買えばいいじゃない！」と売り場に入った私だけど、 ちょっとした間にカメラも進歩していて、立ち上げのスピードが速くなっていたり、軽量化していたり、 いつのまにか 買い替える時期だったんだと、結果 オーライの買い物でした。