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鴉色の戦闘服をまといて

古典的占星術を勉強中の日常のたわごと★
MY NOTE
ミュラヴィの占星術専門ブログ(Astrology) →『星の女神に惹かれた鴉』
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† さらにボナッティ2冊やってくる †

ちょっと前に密林に注文していた Guido Bonatti の書籍が、やっと手元に届きそうです。

GuidoBonatti(Bonatas)の 『Bonatti's 146 Considerations(ボナッティの146の考察項目)』と『Bonatti on Horary(ボナッティのホラリー)』の2冊。

WilliamLillyは、ホラリー(の著書)での大御所ではあるけども、 やはり 説明や技法に関して、全てを正しく(何を以って正しいというか議論はあるが)述べているわけではないと思われるんです。

その点から 別の大御所 GuidoBonatti の著書も必須だと思ったわけです。 (Astrologer'sGuideは 内容の訳や編集などが怪しいらしいし・・・・)

それに、ここ最近、単一の流派の著書だけを鵜呑みにする怖さというものを、改めて知ったところなので。

技法に関しては BarbaraDunnが良い著書を出しているけど、 それとは別に ボナッティの占星術の読み方というものを知る意味で、 ボナッティの2冊の購入を決めました。

気がつけば、占星学の書籍の数量が、邦書より洋書が上回っている・・・。 ・・・昔 占星術の本、捨てちゃったからなぁ。


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† 【占星】書籍の天文暦 †

天文暦(エフェメリス)ぐらい持ってなかったの?と笑われそうですが、 そうです、実は最近以降のものは 持っていなかったのです。

現在では インターネットで、詳しい天文暦が簡単に手には入るんで、 必要性が あまり感じていなかったことはあります。

もっというと、私は、占星術から足を洗っていたので (一時期、占星術関連の書籍も捨てちゃったりした)、 ちょっと前までは、そんなに天文暦が必要となることなど考えられなかったんですよ。

それでも紙媒体の天文暦を必要だと思ったのは、 やはり、惑星の動き、アスペクトの出来るタイミングの把握が、 パソコン上だと どうにも面倒臭い。 紙媒体の天文暦の方が惑星の動きが判りやすいからです。

pdfファイルのエフェメリスをパソコンで見るより、 書籍の方が、私としては感覚的にお手軽です。 慣れの問題かもしれませんけども。

実際、今の時代 占星術をやっている方で、きちんと天文暦の本を手元に置いている方って、 どのくらいの割合なんでしょうか。 良質な星図ソフトがあるようなので、紙媒体の天文暦なんか要らないよ・・・なんて占い師も数多くいるかもしれませんね。

(占星術は国内でネイタルだけという)フォーチュンテラー(占い師)やライター(占い関係執筆業)としてお金を稼ぐ分には、分厚い天文暦は 確かに不必要な存在ですね。

でも惑星の動きを重要視するホラリーにとっては、 星の動きが感覚的に掴めるというのは大事なことです。


今回 購入したのは、AmericanEphemeris(2000-2050年)です。

基本 10大惑星と ノードだけの運行表なのです。 小惑星とかは ざっくりとしたデータ(一ヶ月ごとだから、逆行とか動きが把握しにくい)です。 赤緯などもありません。 Raphael なんかに比べると、情報量としては そりゃ見劣ります。

ただ、いちいち一年ごとに一冊一冊を買う必要が無く、 50年分でも 片手で持てるぐらいの大きさというのは、良いです。

ホラリーをやる分には、小惑星は要らないし、赤緯もそれほど必要とは思わないし (ホロスコープのソフトで、赤緯は出てくるし)。 情報を絞ってるだけに、10大惑星の動きも把握しやすい。

あと、アストロロジャー(占星術師)として 進むつもりなら、 おそらく世界標準時の天文暦を持つことになると思います。

なぜなら、マンデン(社会占星術)をやる上で、そうなるからです。 世界の政権の星図や、世界各地における蝕図を作成するのに、 いつまでも日本標準時の基準で 占星術を続けるってのも、ちょっと疑問です。 それでも出来ないわけではありませんが、占星術をやる姿勢として 自然に世界標準時の天文暦を使うようになると思います。

でも、まぁ、今は、緯度経度を入れれば、あとはパソコンで作図をやってくれるから、 そこまでコダワルような時代でもないのか。。。 私が堅物なだけか(笑)

今の私は ほとんどホラリーなので、世界のローカルマップなんぞ作らないから、 本当なら日本標準版の方が使いやすいとも言えます。 ただ、私がホラリーをやる前は、ネイタルとマンデンだったので、 もともと世界標準時のエフェメリスを愛用していたので、 慣れてます。。

また、AmericanEphemerisのいい所は、世界標準時の夜中0時基準というところで、 これは時間計算に非常に扱いやすいです。 Raphaelのように グリニッジの昼間正午基準だと、時間計算が面倒になるんです。 ・・・これも手作業で海外のマップを作る際のお話ですけどね。

占星術師が天文暦・室項表と対数表で星図を作れるってのは、 書道家が綺麗に墨を擂る(する)ことが出来るってのに、 近いのかなぁ。・・・直接的に必要なものでは無いって意味で。


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† 【占星】Frustrasion ?? Refranation !! †

ホラリーの定義で判らない事があって、色々とテキストで調べていて気付いたことですが。

いけだ笑み『ホラリー占星術』 の説明だと、Frustrasion は 「相手の星がサインを変えてしまうこと(未完)」となっています。 これって、Refranation もしくは Evasion のことですよね?

William Lilly『ChristianAstrology Book I』の説明を見ても、 Olivia Barclay『HoraryAstrologyRediscovered』の説明でも、 訪星珠『ホラリー・アストロロジー/宿縁と占星学』の本でも、 Frustration の項に 「サインを変えたとき」なんてありません。

訪星珠のテキストから内容を引き写すときに 前の Refranation の項目と一つズレて写してしまった・・・のでしょうか?

Al-Biruni『The Elements of Arts of Astrology』では、第506項 Evasionとして、 「内惑星が外惑星に近づくときに、外惑星がサインを出て行ってしまい、内惑星が他の星と接近してしまったとき」となっています。

この書籍では Frustration の項目は 見つかりませんでした(=Prevention?)。ただ、’Frustrated By Refranation ’という呼び方があり、これは Refranation のこととして述べられています。 強引に これをFrustrationと呼ぶのだ!と言うのなら、そうですか・・・としか言えませんけども・・・。 (でも、これは参考文献に入っていないし、一方で 参考文献として掲げているC.A.やRediscovered には そんなこと載っていないんですけどね)

Frustration とは、惑星が別の(遅い)惑星に接近して 成就しようと向かっているとき、接近の相手の星が(先にある)別の星と繋がってしまうことを差す言葉です。C.A.でもRediscoveredでもそうなっていると思います。

基本的かつ重要な語句の説明ですから、このあたりは学ぶ人にしてみたら大きな問題ですよね。

これは「教科書は幾つも揃えておきましょう、とくに邦書よりも洋書で・・・」という具体例になりそうです。


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† サビアンはお手軽で楽しいのだけれども・・・ †

サビアンっていう技法は、「 12星座 全ての度数に イメージを設定し、その位置に来た星に関して、そのイメージを付加させる」というもの。 占星術の歴史的からすると、新興的占星術(最近 生まれた)と言っていいと思う。

『神秘のサビアン占星術』(1991年発刊:松村潔)によれば、 1925年、占星術研究家のマーク・エドモンド・ジョーンズが、女性詩人 エリス・フィラーに、星座の度数だけを書いたカードを手渡し、その度数のイメージを記録していったのだという。 その結果に着目したのが、占星術師のディーン・ルディアで、その研究を続けた結果、1973年に『アストロロジカル・マンダラ』という著書で発表したとのこと。 日本では この『神秘のサビアン占星術』の松村潔氏が端緒になっていると思う。

サビアンが当たるかどうかは 別問題として、 問題なのは、「正統占星術という顔をした サビアン混じりの占星術の方が居る」ということかと思う。

記号や象徴である惑星を読む作業の占星術からすると、 サビアンって イメージで語れるから、かなり新鮮だし面白い。

また占う時には イメージをそのまま流用して、占断のコメントを作りやすいという 実務上お手軽でもある。 (占星術師の手腕を誤魔化しやすい)。 「占星術もタロットもやってます的占い師」には 使い勝手の良すぎるくらい楽しい技法だと思う。

ただ、キツイ言い方をすれば、黄道12宮 全周360度に対して、 一詩人が勝手につけたイメージから生まれた 新興占星術なわけですよね。

時代的立場からすれば、ちょっと前 話題になったこともある『13星座占い』とかに ちょっと近いですよね。 (あれなどは 根拠からして疑問のある話で、それなのに金儲けに必死な占いライターさんも 乗っかってましたね。)

サビアンは これからの研究や検証が続けられることで、その妥当性や信頼性培われると思うわけです。 そこらへんは 正統占星術の長い歴史を潜り抜けてきたものとは、 大きな隔たりがるわけです。

安易に用いている占星術師の存在によって、 サビアンを一般の占星術の技法のように勘違いする方が生まれかねないな・・・という危惧を抱いたりするわけです。

サビアンに似ているものに、特定の度数の意味であったり、恒星に基づくものがあったりします。 前者でとくに有名なのは、石川源晃氏が紹介して有名になった「(サインの29度は)涙の度数」というもの。 後者は 古い占星術の時代から使われていたもの(トレミーのテトラビブロスでも紹介されていて、現在でも古い占星術の技法では使うこともある)で、とくに等級の高い(明るい星)に意味を持たせるもの。 有名なのは スピカ とか シリウス とか。 恒星は殆ど動かないため、度数に意味を与えているのと違いが無いような誤解があるかもしれませんが、 僅かには動いていているので、度数に意味を与えるサビアンや特定度数とは 根本的に異なっています。 ウィリアムリリーのときと、現在とでは数世紀を経ているため、随分と位置が動いています。


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† 星占いのいかにもワード †

ネットを放浪してみると、いかにも「本格派の星占い知識!」というようなものが散見される。

よくあるのが「新月」「日蝕・月蝕」「ボイドタイム」「サイン入り(イングレス)」「アスペクト」あたりだろうか。

星占いネタの中でも「専門的な技術」というような感じで 説明がされていたり、半ば 常識化されていたりする。

でも、そこに批判や疑問を挟む記事を読んだことが無い。 星占い初級レベル?であろう私が、ちょっとオカシイと思う、ちょっと待てよ と思うのに・・・。 (そこは 本物の占星術師が 何も リスクを犯してまで 教えてあげる必要性も無いわけだけど)

このブログが「占い」カテゴリーから外したのは、様々な占い師が必死に営業ツールとして使っているブログに並んで、 こういう部分についての疑問を書くことが気まずいからだ。下手したら営業妨害になりかねないしね。

率直に言って、石川源晃氏の書籍や 鏡リュウジ氏、あるいは 松村潔氏あたりの書籍を、そのまんま読んだだけじゃないの?と思いたくなる占い師が居る。 占い雑誌の記事をそのまんま書いているだけなのか。まぁ、もっと酷い占星術書を鵜呑みにしている人もいるけども。

とにかく率直に書いてみるけど、このブログはまったくアクセスの無い 影響力皆無のブログであることをお断りした上で、さらにここからは批判耐性の無い方は読まないことをオススメします。


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(ミゥ・ラ・ヴィ)
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★ Gothpunk が好き★
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★出生占星術(natal)よりも時事占星術(horary)に萌えてます!
だけど、あくまで趣味で独学でやっているだけですから、あくまでお遊びですよん。
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