† 【占星】北朝鮮ロケットの失敗時と成功時の対比 †

これが北朝鮮が 失敗をやらかした 前回時に ロケット発射成否を占った星図。

これが 北朝鮮 成功の今回、ロケット発射の成否を占った星図。

こんなもん、星図を載せるだけで充分でしょ。

ここで偉そうに講釈しても誤解されるだろうし、 そもそもホラリーが読めれば説明は要らないだろうから。

でも続きには 一応、簡単に説明しておくので、 読みたい方は続きをどうぞ。

両方の星図、面白いでしょう！

どちらも ASC支配星が ミサイルの象徴星 火星なんですよ。 そして、どちらも 国際社会の10室に火星がある。

すなわち、どちらも北朝鮮が国際的アピールにミサイル発射を目指すことを示しているのです。

星の女神様の御技というか、ホラリーの魔法を見る思いです。

では、成功と失敗の差は何か？

前者は、 月がヴォイドでペリグリン、土星とのコンジャンクション。火星が逆行でペリグリン、12室主星 金星とのスクエア。 火星のディスポジターで、１１室主星の水星は ヴォイド。

今回は、月はヴォイドでペリグリン、９室主星木星とのコンジャンクション。 火星はエグザルテーションで、金星とのセクスタイル。火星は１１室主星とMR。

登場する主役の星も似ていて、状況も似ているようで、それでいて意味合いが違っている。

大失敗の時は、成功する望みが無い。ことごとく ペリグリン、レトログレイド、スクエア、ヴォイド。

成功した今回、月は弱いが木星の光の影響が残り、また火星は力を得ており、状況が良い。

基本的に この両者、とくに主役の火星の状況が、成否の差を際立たせていますね。

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さて、今回のロケット発射を占った星図、月がヴォイドです。 これ、完全な成功とは言えないようですね。

おそらく、ミサイル（ロケット）は上手く飛んだものの、意図していたことが果たせない。 いや、１１室主星 土星とMRなので、意図どおりではあった。 ただ、今回の場合、やったところで意味が無かった、やらなきゃ良かった・・・という結果になる恐れがあるということ。

国際的な批判や制裁は、意外と抑えられたものになるかもしれません。 北朝鮮は意気揚々でも、国際社会は 「北朝鮮に構ってなんかいられないよ・・・」という冷淡な感じかも。

ロケット発射成功でも、国際社会の反響も思ったほどじゃない（１０室主星 土星、７室主星 金星 デトリメント、８室）。 ロケット発射の経済的負担が大きく 国際援助も期待できない（２室主星 金星が８室 デトリメント）。ただ、アメリカとの交渉の窓口は広がるかも（７室主星 金星とセクスタイル）。